響が自分の思い出に浸っている頃・・・
「成程特殊遊撃部隊のにおける干渉におけるルールはわかりましたが、それを私が知って問題はないんですか?」
ええ、それは問題はありません。あくまでウィル博士の組織だけで使う分にはですけど」
「ああ、成程」
「そう言えば、貴方達はこういう立場でしたね」
「まあいい、私も前任者は嫌いだったからな」
「そんな事より風鳴弦十郎君私が君に連絡したのは何の為なのかわかるな」
「はい」
「よろしい、ただでさえあの立花響と言う少女をいろんな国が狙っているのだから奪われるなよ」
政府高官がそう言うと二課との通信を切った。
「ふう」
「お疲れ様です司令」
「ああ、あおい君ありがとう」
「まあ仕方ないだろう。政府としてはメガビョーゲンとヤラネーダの存在を隠すだけで精いっぱいなのにその情報を知られたくない国に漏れているんだからな」
映像停止・・・
「ええ、そうですですので、今回のヤラネーダに関する事件が解決すれば一度こちらの世界から離れますよ」
「そうだったな直哉お前が戻って来たと言う事は解決したのか?」
「いえ違います。むしろ悪化するかもしれません」
!!
「「どういう事?」どういう事だ」
フィーネと響が直哉の言葉に驚く。
「ああ、それは・・・それがどうかしたか」
「いや君も大変だなと思ってさ」
「そうか、なら本題に入ってくれ」
「わかったよ仕事熱心だね」
そして佐谷直哉は融合世界の映像を直哉に見せた。
「成程な」
「こちらものどか達にビョーゲンズとの関係を言わなかったのが原因でもあるが、もうビョーゲンズとの共闘もそれなりにしたからな、ここで伝える為に来たのもあるがのどか落ち着いて聞いて欲しい」
「はい」
「管理者の神殿に現れた和実ゆいとコメコメは、以前の飛鳥と薫が陥ったヤラネーダ関連が原因と言う調査結果が出た。
「ええ――」
のどかはレイの言葉に驚く。
「そうだ、それに和実ゆい達が管理者の神殿に来る前にヤラネーダにやられたとわかった以上直哉に伝えなければいけないが、シンフォギア世界にいる以上管理者の神殿を通じての通信は避けたいのだ」
「そこで融合世界ののどか達と17番目のプリキュアの世界の人物をシンフォギア世界に行って貰う事となった」
「「ええーー」ラビ」
映像停止・・・
「何だと!!17番目のプリキュアの世界から来た子達がヤラネーダにやられていただと」
「うんそうみたいだね、僕としては君に教える義理は無いんだけどね」
「まさか、バトラーが原作世界のキングビョーゲン達に協力要請をしていたとは」
「君達の世界の神様達も動き出したみたいだね」
「確認したいのだが、いいか?」
「うん良いよ」
「佐谷直哉、お前はどう動くつもりだ?」
「うーん僕としては、関与する気はないけどそろそろ真宮寺直哉が、目覚める頃だからね」
「彼は僕と違って好戦的だからね」
「「何だってーー」何だと!!」
「そう言う理由で既にのどかさん達もシンフォギア世界に来てます」
「それはわかったが特殊遊撃部隊のとしては良いのか?」
フィーネが直哉に聞く。