「ええ、私も当初は軍司令部に関する件でトワさんに連絡したんですけど」
「成程ね」
「そう言う訳だから和実ゆいとコメコメの2人は直哉に預けるわ」
「え、ちょっ本当に」
「ええ、勿論よ彼女がいないとレシピッピを取り戻す事出来ないじゃない?」
「それはそうだけど・・・ローズマリーさんと別行動で良いんですか?」
直哉がトワに聞く。
「ああ、それは・・・ローズマリーの依頼でもあるのよ直哉」
「え、どういう事ですか?」
「いい、3人は融合世界に来たばっかりで融合世界に適応する前に自分達の敵がいる事がわかったのが中心世界なのよ。あのローズマリーの服装だと目立つでしょ?」
「「「あ、確かに」」」
「だからよ念には念よ。響やのどか達と一緒だったら帝都の人達も見慣れてるでしょ」
「それはそうですが」
「それにゆいも他のプリキュアに興味もあるみたいだしね」
「はい私元の世界に帰るまでに皆さんと仲良くなりたいです。よろしくお願いします」
「「「「よろしくね和実ゆいちゃん」」」」
エステル、のどか、響、光の順番で和実ゆいに挨拶する。
「あのーー直哉さん質問良いですか?」
「はい良いですよゆいさん」
「直哉さんは本当に12歳なんですか?」
「ああ、それは・・・僕は融合世界にいる時はその世界で通している年齢が変わるんだ」
「ええ――そうなんですか」
「うん」
「あら、のどかちゃんこんにちは」
「あ、ローズマリーさんこんにちは」
「今日は昨日の友達とは違うのね」
「初めましてローズマリーさん僕はのどかお姉ちゃんの弟です」
「あら、そうなのね」
「年齢は12歳です。ローズマリーさん質問ですけどローズマリーさんて異世界の人ですよね?」
!!
「何故そう思うの?」
「いえ、ローズマリーさんの周りにおにぎりのような妖精が見えるので」
!!
「貴方レシピッピが見えるの?」
「「レシピッピ?」」
「ああ、レシピッピは料理に宿る妖精よ」
「「成程」」
「どうやら17番目のプリキュアの世界は、食事関係のテーマみたいだねのどかお姉ちゃん」
「そうだね」
「へえ、あれがレシピッピて言うんだ」
「そうよ大人になるとレシピッピを見れる人が少なくなるからね」
「そうなんだ。いい事教えてくれてありがとう。ローズマリーさん」
「あの時は違う世界で僕がそこにいるのどかさんの弟と言う設定の世界だったから」
「成程世界によって年齢が変わるんですね」
「そうだよ」
「いいかしらゆい?」
「はい」
「とりあえず今回の帝都ではブンドル団が、動いているのは確定だから最初はそっち方面から動いて」
「「「「「はい」」」」」
「そして軍関連は、米田達が行って暫く経ってから事が起きたら動き出す米田もそれでいいかしら?」
「はい、軍部の呼び出しも我々を拘束するものとは限りませんからね」
「やはり帝国陸軍と帝国海軍の溝が深いのね」
「ええ、やはり2度も帝都の怨念と言う空中要塞武蔵が復活した事も両軍の溝を悪化させてますね」
「成程ね、もしかするとそちらの問題で司令と副司令が呼ばれたのかも知れないわね」
「ええ、私もそう思っています。今は」