新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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第18章 再始動した世界編
すこやか市での活動と勉強会開始前


「エステルさんと響さんが行ったけどどうするの直哉君?」

 

「そうですねゼムリア大陸の方はトワ達に任せておきましょう」

 

「それで直哉君私達もどこかの世界に行くの?」

 

「そうですね、良い機会かはわかりませんが光さんとのどかさん今からビョーゲンズの所に行きますよ」

 

「「ええーー」」

 

「ちょっと待ってビョーゲンズの所に直哉君行けるの?」

 

「はい行けますよ。ですがトワの代役での時だけですけどね行けるのは」

 

「そうなんだ」

 

「でも直哉さんどうしてビョーゲンズの所に行くんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「2人共思い出してください」

 

「ウフフ良いわよ。メガビョーゲンとヤラネーダプリキュア達を戦闘不能にしなさい」

 

「メガビョーゲン」

 

「ヤラネーダ」

 

「やっぱり戦いは楽しいなそう思いませんか?もう1人のスパークルとキュアサマー達」

 

「戦いが楽しいわけないじゃん」

 

「そうだよ」

 

原作世界のキュアスパークルとキュアサマーがそう言う。

 

「まあ、自分が楽しめたらいいんですけどね」

 

「何だ、もう来たんすかキュアフォンテーヌとキュアグレースさん達」

 

その時分散していたキュアグレースとキュアフォンテーヌ達が合流した。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ああーー悔しいーー」

 

「ふう、なれないヤラネーダではなく自分が戦えばよかったっす」

 

シンドイ―ネとバテデモーダがそう言った後撤退した。

 

「ふう、終わったね皆」

 

「皆さんお疲れ様です。今回はプリキュアの皆さんと、響さんと光さんなのでさほど心配はしてませんが気をつけて下さいね」

 

「「「「「「はーい」」」」」」

 

「あのイベントは、トワとビョーゲンズの合同のイベントでしたから協力のお礼と先日の融合世界の完全封印の経緯を説明に行くんです」

 

「「成程」」

 

「確かに融合世界の完全封印については、トワさん達も連絡してる時間はなかったかもね」

 

「ええ、ですのでトワからはビョーゲンズキングダムに行ってとは言われてませんけどね」

 

「言われたのは」

 

 

「ああ、トワはあおぞら市とすこやか市に異界事変を通して真宮寺直哉を融合世界と友好世界に来た事で今回の侵入に繋がったと考えてるんですね?」

 

「ええ、そう考えてるわそれにイヨもヒミコもまだ貴方と裏直哉と接触させる気は全くないみたいだからね」

 

「そうなんですねだから、今回ののような世界を作り拘束したんですね」

 

「あくまでも一時的な物よ。拘束期間が終わればその世界は消えるようになっているから」

 

「それではトワ以前の任務はどうするんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「ええ、その方がいいかもしれません。もし本当にヤフキエル事変事変に似た艇庫軍部の動きがあるとすればですが・・・」

 

「そうだな連中の監視が緩い時に出しとくべきだな」

 

「可能なら早めにしておくべきと思います」

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

 

「皆少し長いけどこの映像を見て貰えるかしら?」

 

「ああ、それは融合世界が全部封印になったので無効となるわ」

 

「今後の特殊遊撃部隊の任務は全て白紙とするわ」

 

「それぞれの世界にそれなりの調整もしないといけないし」

 

「わかりました」

 

「この事だけですし」

 

「そうだね」

 

その後直哉達は、ビョーゲンキングダムに向かうのだった。

 


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