その時レイが直哉に通信を送った。
「すまんがのどか達を全員を連れて来てくれんか?」
「わかりました。場所はレイの部屋で良いんですね?」
「ああ、勉強会の途中にすまんな」
そして直哉はレイの部屋に向かうとそこには・・・気絶している響とエステルがいた。
!!
「「「「エステルさん響さん」」」」
「これは、響さんの生命の息吹が感じられません」
「「「それってまさか」」」
「ええ、響は元DG教団の手に堕ちたのよ」
「「「エステルさん大丈夫ですか?」」」
「ええ、大丈夫よ心配しなくて良いわ」
「まさかロイドさんさん達の最初のラスボスが動き出したんですか?」
直哉がエステルに聞く。
「キーア関連は漸くキーアを特務支援課で面倒を見はじめたからまだ奴は気づいてない筈よ」
「ただ奴の目的がキーアだけでなく特殊遊撃部隊のメンバーも含んでたのよ」
「「「「「ええーー」」」」」
「何だと!!」
エステルの言葉にその場にいる全員が驚いていた。
「そんな馬鹿な、特殊遊撃部隊としてあの男とはまだ遭遇してないのに何故?」
「その原因はワイズマンよ」
「「「「ええーーワイズマンが――」」」」
「そうよ」
「おりゃあこれでどうだ」
「がっがは」
「えい」
「ギャアアア。こんな子供に俺が・・・」
「フン、失礼ですね」
「そこ」
「ぐっおのれえええ、お前達が何者であろうと我々の目的の邪魔をさせんぞ」
「いけ軍用犬共よ」
!!
「何まだいたのか」
「ならば私が、貴様に力を貸そう」
「「「「誰」誰だ」」」
ワイズマンの声がその場にいる全員に聞こえた時ギャングが新たに放った5体の軍用犬5匹がメガビョーゲンに進化をしたのだった。
「メガビョーゲンメガビョーゲン」
「うわあああ。軍用犬が怪物になったーー」
!!
「「「「何なんだあれは」」」」
特務支援課の4人も突然の事に驚いていた。
その頃直哉達は・・・
「クチュン」
「大勢の犬さんが泣いてるラテ。場所は特務支援課のお兄さんがいる所ラテ」
「皆行こう」
「「「うん」」はい」
そしてグレース達は、簡易ゲートを使いメガビョーゲンの所に向かった。
「何だこの怪物は、この間の降魔やノイズとも違うぞ」
「メガビョーゲン。メガビョーゲン」
「皆さん見てください怪物が動くたび赤黒い物が出現しています」
「「「何だって――」」」
「どうすれば・・・」
その時彼女達が来た。
「ここは私達に任せて下さい」
「貴女達が特務支援課と共闘後に、奴とワイズマンが密かに会ってたみたいよ」
「成程」
「それでエステルさん。どうして響さんが仮死状態なんですか?」
「それは・・・奴が響にグノーシスを入れたからよ」
「「「「グノーシス?」」」」」
「成程、意図的に暴走させられたんですね」
「ええ、シンフォギアの影響で悪魔化はしなかったけどね」
「ふむ、それで響を仮死状態にする為エステルも無茶をしたな」
「そんな事は無いわ響の体への負担を考えたら私が多少無理をすればいいだけよ」
「そうか・・・エステルお前も響と同様治療して行けよ」
「冗談はやめてよレイ」
「直哉我が依頼する。エステルが動けるまでの間この場にいるメンバーのみでゼムリア大陸に行け」
「「「「「ええーー」」」」」