「そうですね、本来なら遊撃手協会に行く予定でしたけど」
「今はクロスベルに行くのは危険と感じたので」
「どういう事?」
「ああ、それは・・・僕の体質で」
「そう言えば、直哉にはエレメントの力の影響でグノーシスによってクロスベルに瘴気が蔓延してるかしらね」
「それはわかりませんが、ワイズマンが僕にだけ何かを仕掛けたのかもしれません以前のように」
「本当だ、直哉君の力がほとんど感じない」
「直哉君大丈夫?」
「・・・」
キュアグレースが直哉に呼びかけるが、直哉は反応をしなかった。
「アースどうしよう?直哉君と話が出来ないよ」
「落ち着いてくださいグレース。ひとまずメガビョーゲンの所に行きましょう。その道中で私達から消えた直哉の力の原因を調べましょう」
「・・・そうだねアース」
そしてグレース達はメガビョーゲンの捜索を開始した。
暫くして・・・
「はあ、はあどうしたんだろ?私ラビリン、ラビリンは大丈夫?」
「ラビ変身は維持できるけど、きついラビ」
「やっぱり原因は直哉君の力が無いからかな?」
恐らくそうラビ直哉が,以前言った誓約の影響かもラビ」
そう言ってラビリンはグレースに言う。
「だとすると、今回の襲撃は直哉の力をいかに無力化出来るかを検証しているのかもしれませんね」
「ワイズマンが」
「「ありそうで怖いよ」ラビ」
「でもそう考えると、原作世界のグワイワルのあの言葉が気になるよ」
そう言ってグレースが言う。
「「あれがワイズマン」」
「直哉君達の敵でありながらビョーゲンズの協力者なのね」
「ああ、そう言えばこちらのフォンテーヌとスパークルは初めましてですね」
「おい、ワイズマン挨拶はいいだろ、俺様あれを試したいのだがいいか?」
「いえ駄目です。まだその時では無いので」
「私達が到着する前にワイズマンが、もう1人の私達に言ったみたいだから」
「成程、だとすると直哉の力をある程度解析され霊力を打ち消す装置の実働実験をしている可能性がありますね」
「つまり私と直哉君がここに来るように仕向けられたって事?」
「ええ、恐らくは」
「成程ね」
「確かに、陰険なワイズマンが仕込んでもおかしくないわね」
「ええ、ワイズマンが本当に動いてるのかを確認出来ませんけどね」
「そうよね直哉達もう一度クロスベルに行って特務支援課とも情報を交換しないとね」
「そうですね」
「皆行くラビ」
「スタート!」
「プリキュア・オペレーション!」
「「キュアタッチ!」」
「エレメントレベル上昇ラビ!」
「「重なる2つの花!」」
「キュアグレース!」
「ラビ!」
「スタート!」
「プリキュア・オペレーション!」
「エレメントレベル上昇ペン!」
「「キュアタッチ!」」
「「交わる2つの流れ!」」
「キュアフォンテーヌ!」
「ペエ!」
「スタート!」
「プリキュア・オペレーション!」
「エレメントレベル上昇ニャン!」
「「キュアタッチ!」」
「「溶け合う2つの光!」」
「キュアスパークル!」
「ニャン!」
「スタート!」
「プリキュア・オペレーション!」
「「キュアタッチ!」」
「エレメントレベル上昇ラテ!」
「「時を経て繋がる二つの風!」」
「キュアアース!」
「ワン!」
「「「「地球をお手当て!」」」」
「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」
そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。
!!
「ちょっ皆さんどうして変身を」