特務支援課とワイズマンの会話が終わって暫くして・・・
「ロイドどうするの?」
エリィがロイドに聞く。
だがロイドは再び思考していた
「貴方がワイズマン?」
「そう私が、特殊遊撃部隊の敵役として動いているワイズマンだ」
「「どうしてここに来たの?」どうしてここに来たんだ?」
「何今回のグノーシスとやらの事件に関する特務支援課に有益な情報を持って来ただけさ」
!!
「ふむ、どういう理由か知らないが君達は私の存在を以前から知っていたようだな」
「君達の探しているヨハヒムとキーアと名乗る少女は、太陽の砦にいるぞ」
「何故俺達にその事を教える?」
「私は、ヨハヒムと同様君達特務支援課にも期待しているのだよ。私の試練を乗り越えた君達にね」
「「俺達がお前の試練をいつ受けたんだよ」・・・まさか鉱山街の時か?」
「ロイドどうしたの?」
「ああ、すまない皆少しワイズマンの情報について考えていたんだ」
「ふむ、どういう理由か知らないが君達は私の存在を以前から知っていたようだな」
「君達の探しているヨハヒムとキーアと名乗る少女は、太陽の砦にいるぞ」
「何故俺達にその事を教える?」
「ああ、あれかあんなの俺達を罠にかける為の嘘だよ」
「でも・・・ランディ」
「大体ワイズマン自身も言ったじゃないか?」
「君達の探しているヨハヒムとキーアと名乗る少女は、太陽の砦にいるぞ」
「何故俺達にその事を教える?」
「私は、ヨハヒムと同様君達特務支援課にも期待しているのだよ」
「てな、つまりワイズマンは俺達とヨハヒムどちらが勝っても良いように動いてやがる」
「嫌な奴だぜ俺達とヨハヒムで遊んでやがって」
「ですが、ランディさんワイズマンの目的が私達とヨハヒムの対決だとすればあのワイズマンの情報は本物と言う事になりませんか?」
「・・・そうねワイズマンの目的がティォちゃんの言う通りなら太陽の砦に行って見るしかないわね」
「そうだが、クロスベル警察としての権限のない俺達がクロスベルから出れないじゃあ何も出来ない」
「「「・・・確かに」」」
「何諦めているんですか皆さん」
!!
「君達はグレース達どうしてここに?」
「ええ、私達はレンちゃんから特務支援課がここにいると聞いたのですが、どうやらキーアちゃんは、元DG教団のヨハヒムの元にいるんですね」
「おいおい、あのヨハヒムが元DG教団の関係者なのかよ?」
「ええ、特殊遊撃部隊の調査で判明した情報ですよ」
「DG教団の事については皆さんの方が詳しいのでもう言いませんが、特務支援課の皆さん。もし皆さんがキーアちゃんを助ける気があるなら私達も特務支援課に協力しますよ」
「おお、それは心強いぜ」
「そうですね。私達の所にも来てますし」
「ロイドどうするの?」
「・・・俺は」
「・・・直哉君どうしよう?ロイドさんかなり落ち込んでるよ」
「まあ、仕方ないですね。キーアちゃんの正体そしてグノーシスの背後にいたヨハヒムがキーアちゃんを誘拐され、特務支援課の活動も出来ないですからね」
「グレースさんロイドさんに勇気を与えて下さいこれから言う言葉で」
「・・・ええ――そんな事言っていいの?」