紫藤直哉がトワ達と話をしている頃メルクは・・・
「やはり融合世界の中心世界は私達の幼馴染世界に近い感じはするわねそれは一体何故かしら?」
メルクは融合世界の中心世界が完全に別の世界とは思えないでいたため困惑していた。
暫くして・・・
メルクのいる部屋にトワが入って来た。
「お待たせしました」
「貴女がこちらの神の業務をしている方ですか?」
「はい私は融合世界の神の業務を受け持っている者達の内の一人でトワと言います」
!!
「ちょっと待ってください。普通は一つの世界に神は一人の筈ですよ、この融合世界には複数の神がいるんですか?」
「ええ、こちらの融合世界の想像を私達に命じたのは、メルクさんも神なら知っているあの方の直接の指示ですので」
!!
「何ですって!こちらの世界ではあの方も復活しているの?」
「ええ、そうです。後メルクさんも感じていると思いますから伝えますけど、この中心世界は貴女が過労死で死んだ幼馴染を新たな神が引き継ぎをした世界をベースに世界を再構築した世界なので」
「何ですって、それじゃこちらの世界は私の未来の可能性と言うことなの?」
「いえ、それは違いますよ。メルクさん貴女は過労死で死んで何らかの理屈で生き返った・・・神なので生き返ったと言う表現は適切ではないかもしれませんけどね」
「こちらの場合は過労死で死んだ後、分岐をしたのですよ。貴女生き返った世界のようにその分岐が世界の複数回の再生ですね」
「なっこちらでは世界再生が頻繁にしないといけなくなったの?」
「ええその影響を受けてあの方の指示で融合世界の担当の神は複数を置くことになったんですよ」
「成る程ね」
「私が死んでからそんな事が起きていたのねそちらの世界に」
「それでメルク貴女が融合世界の一部になりたいとはどういう意味で言ったの?」
「それは、何故か私が生き返った事による世界の変化を見るためかしら何せ私が目覚めたら隣に知らない世界があったからね。何で私的に紫藤直哉は私の前で獅童と名乗ったのかが貴女と話をして色んな混乱を避ける為だったのね」
「成る程ねその原因は!恐らくイシュメルガのせいかもね」
「イシュメルガ何それ」
「メルクの世界では異世界交流はあったのかしら?」
「ええ、それはゼムリア大陸と少しはあったわ。私が過労死知るまではロイド達と私達の世界の直哉が少しずつ交流をしてたと思うわ」
「成る程ねイシュメルガというのは貴女が死んでからその間に現れたゼムリア大陸の呪いといっていい存在ね」
そしてトワはイシュメルガに関する事をメルクに話し出した。