新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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今回からこちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で再び出てきますので宜しくお願い致します



ワイズマンと行く7人世界1

「まあ、君達が来る前に特務支援課に激励を兼ねて太陽の砦の事は、教えたがね」

 

「私としてもヨハヒムが勝つとか負けるとは興味は無いのでね」

 

「それに自分もイシュメルガは嫌いだからね」

 

「さて行くとするかね」

 

そしてワイズマンとグレース達は、ゼムリア大陸から転移したのだった。

 

「「「「う、着いたの?」」」どうやらそのようですね」

 

帝都東京に向かう列車内・・・

 

「ねえさくらお姉ちゃん、どうして、僕まで米田さんは呼んだのかな?」

 

「それはわからないけど、直哉君は私と、行くの嫌だった?」

 

「そんなの事ないよ、だって僕お姉ちゃんと離れたくなかったし、只ね僕が向こうで何が出来るのかが、不安で仕方ないんだ」

 

 

「直哉君、大丈夫貴方には、私がついてるわ」

 

 

「そう言ってさくらは、直哉を抱きしめた。

 

「お姉ちゃん・・・嬉しいけど恥ずかしいよ」

 

 

「は、ごめん直哉君」

 

さくらは、直哉に言われ、周りを見てみると、かなりの乗客が、直哉と、さくらを見ていた。

 

 

「きゃあああ。恥ずかしいわ、でもなんでだろう?直哉君相手だと、何でも抵抗無く、出来ちゃうのかな?」

 

 

そんな調子で、いると目的地の上野駅に着いた。

 

 

「はあやっと着いたね、さくらお姉ちゃん」

 

「そうね」

 

「これからどうするの?」

 

「えーと私達を迎えに来てくれる人がいる筈だけどな」

 

「でもいないね、しょうがないから、上野公園に行かない?」

 

「そうね、時間もあることだし行きましょうか?」

 

 

「やったー早く行こうお姉ちゃん」

 

 

そして、二人は、上野公園に行くと、桜が、とても綺麗で、二人は暫く花見を堪能していた時、悲鳴が聞こえ、さくらが、その場所に行くと、そこには、機械仕掛けの異形が親子を、襲っていた。

 

そして、さくらは機械仕掛けの、異形を、自分の得物霊験荒鷹で倒すと、親子からは、感謝され、周りからは、歓声が、上がっていた。

 

 

「さくらお姉ちゃんそろそろ戻ろうよ」

 

「そうね戻りましょう」

 

 

二人が、上野公園を出て、上の駅に戻ると、二人を迎えに来てくれた女性が、二人を見つけた。

 

 

「あーーやっと見つけた、貴女が、真宮寺さくらさんですね?そして、君が真宮寺直哉君ね」

 

 

「「はいそうですが、貴女は?」

 

「私は、高村椿です。これから二人を、大帝国劇場に案内しますね」

 

 

「「ええーー劇場にですか?」」

 

「はい」

 

そして、さくらたちは、高村椿の、案内で大帝国劇場に向かった。

 

「ふむどうやら、太正12年の頃に我々は来たようですね」

 

「あれが真宮寺直哉君の表の人格ですか」

 

「あ、そうか異界事変の時アースだけ来れなかったから初めてだっけ」

 

「はいそうです。ですので裏直哉が誕生した時を見るのが楽しみです」

 

「あ、すいませんこの時裏直哉はいるみたいですよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

そう言ったワイズマンがグレース達を7人世界の別の時間に転移させたのだった。

 

 

「・・・確かに他人のアンタから見れば、僕とお姉ちゃんを見れば、そう見えても仕方がない、だがなそうしなければ、僕が死ぬとしてもですか?大神さんは僕に死ねと言ってるんですね。わかりました隊長の命令なので、僕は人気のないところで死んできます。それでは、皆さんさくらさんのことをお願いしますね」

 

 

「ああ」

 

直哉はそう言ってその場を離れ地下へ下りていった。

 

 

地下に下りた、直哉はもう一人の自分と話していた。

 

 

「おいおい直哉正気か、俺と交代することの意味知ってるだろう?」

 

「知ってるよ」

 

「本当にいいんだな」

 

「うん隊長命令だからね、バイバイさくらお姉ちゃん」

 

そして、直哉は、裏直哉と入れ替わった。

 

 

その直後さくらは直哉の異変に気づき、直哉のいる地下に向かった。その後ろから大神がついて来た。

 

「やっぱりあんたは凄いなさくら姉さん」

 

「何で貴方が表に出てきてるの?ナオヤ君?」

 

「ああ、それは、その男にさくらのために死ねと命令したから、俺が出てきたのさ」

 

!!「大神さん貴方はなんて事を、命令したんですか?」

 

「「「「ここは?」」」」

 

「どうやら裏直哉が初めて表に出た頃のようですね」

 

 


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