「これはどういう事直哉君?
響が直哉に聞く。
「恐らくですが・・・」
「それでは勝負の見届け人をリンディ達にお願いしようかしら」
「え、私達が」
ええ、そうよ時空管理局の派遣した部隊は行動が遅くてジュエルシード事件に間に合いませんでしたなんて、報告したくないでしょう」
「それは・・・」
「それに私は魔法勝負のルールは全く知らないからね、2人の真剣勝負だから魔法に詳しい貴女達に任せようと思ったの。こうすればリンディ達もジュエルシード事件に関わったと報告出来るでしょう?」
「それでは高町なのはとフェイト・テスタロッサ貴女達の勝負を楽しみにしているわよ」
「なのはさんとフェイトさんの魔法勝負の結果プレシアさんの認めない結果になったので、直接動いたのでしょう」
「つまりなのはちゃんが勝ったの?」
「ええ、恐らくはそうでもなければプレシア・テスタロッサに確実に手に入るようにトワがしてたはずですから」
「ああ、それは・・・」
「私は・・・フェイトちゃんとジュエルシードをかけた勝負がしたいです。そして勝負して私がフェイトちゃんに勝てたら、友達になってもらうから」
!!
高町なのはの発言にリンディ達と新生帝国華撃団のメンバーは驚きを隠せないでいた。
「なのはさん。本気なの?」
「・・・はい」
「そう言う要求が出たけど、受ける?フェイト・テスタロッサ」
「うん良いよ。高町なのは私が勝てば貴女の持つジュエルシードを全部貰う」
「うん良いよ。フェイトちゃん」
「それでは両者がごういしたので、勝負の日時は、海鳴市の時間で4日後の午後12時で良いかしら」
「「はい」」
「このやり取りだね」
「ええ、そうです響さん達は海鳴市にプレシア・テスタロッサの魔力によって魔装機兵みたいなのが出てくる可能性があるので待機して下さい」
「了解」
そして響は、新生帝国華撃団の人達に説明をしに向かった。
その頃なのは達と時空管理局は・・・
「貴方達は誰?私とアリシアの憩いの時間を奪わないで」
「それは失礼しました。プレシア女史。貴女を逮捕する前にフェイトさんについて聞きたいだけです」
「・・・フェイトで時空管理局が、あの出来損ないの複製人間の事を気にするなんて不思議ね」
「それは僕も同意はするが、彼女にも自分の意思があるのでねプリシア女史の言う複製人間にもね、だから確認する貴女にとってフェイト・テスタロッサは何になる?」
「それは・・・出来の悪い人形よ」
クロノとプレシアの会話は、の通信機能で、なのはたちにも聞こえていた。
「私が、母さんにとって、只の人形だなんて・・・」
「・・・フェイトちゃん」
フェイトには、自分の母親であるプレシアの言葉がかなりショックだった。
「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」
「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」
そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。
「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」
!!
「アリシアーーー」
そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。