「私の名前は、高町なのはです、本当はこの名前は、使いたくないんですけど、私のにせ者がいるということなので、よろしくお願いします」
「私の名前は、フェイト・テスタロッサです。よろしくお願いします」
「確かにこれは混乱しますね」
「でもこれを調べると言う事は、2人が禁じている過去への改変になりませんか?」
「それは大丈夫よ直哉。あくまでも7人世界のや幼馴染世界に存在した物が融合世界が取り込んだ可能性があるかもしれないから調べて欲しいのよ」
「成程、僕達が過去に跳ばなければ良いと言う事ですか?」
「そう言う事よ」
「しかし新生帝国華撃団の世界にあったというガジェットに関しては調べられませんよ」
「一応新生帝国華撃団の世界は移動不可ですから」
「それはわかってるわ。だからまず海鳴市の翠屋と言うお店に行って」
「翠屋ですか・・・」
「そうよそこは高町なのはの自宅兼お店なのよ」
「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」
「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」
そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。
「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」
!!
「アリシアーーー」
そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。
「そしてアリシア・テスタロッサにあんなへんかがあったのなら、当然高町なのはやフェイト・テスタロッサにもそう言う変化があってもおかしくないわよね」
「・・・確かにそうですね」
「ですが、海鳴市での調査なら響さん達との調査とした方がいいのでは?」
「いえ、新生帝国華撃団には、関わってほしくは無いのよ」
「パパイヤ隊長さん達に本当の事言ったらダメ?」
「駄目よ、隊長さんの言葉を聞いたでしょう」
「今は嘘でもいいからそのままの方が良いわ」
「確かにな、今私達が直哉さんと知り合いと知られるのはまずいな」
「それで誠十郎貴方達はどうしてここに来たの?」
「ああ、俺達は融合世界と言うこことは違う世界から来たんだ」
「そうだぜ、凄いだろう」
「ああ、簡単に融合世界や異世界の人て言ったよ」
「この人自分が信用出来ると考えたら全てを話すタイプみたいだね」
「人を疑わないんだろうな。まあ太正時代の人達だし」
「それでも初対面で話す?」
「へえ、融合世界ね、そこはどんな世界なの?」
「くだらないね。私達はそこで、特殊遊撃部隊の一員で仕事をしてたんだがねそこの上司が駄目でさ」
「「「「うわあこの2人簡単に所属まで言ったよ」」」」
「これは流石に駄目でしょう」
「聞いてるローラまで機嫌が悪くなってる」
「まあ、そうだな聞いてない事まで言ってるしな」
「あ、皆クラリスさんとあざみちゃんが来たよ」
「あの初穂がペラペラ喋りそうで嫌なのよ」
「何となく気持ちはわかりますが、余り言わない方が良いですよ」
その頃海鳴市では・・・
「へーくしょい」
「あら初穂風邪?」
「うんにゃ、違うぜさくら」
「久々の外だし遊ぶ・・・ぜ」
バターン
そして、響達の海鳴市滞在の2日目は東雲初穂の風邪による騒動から始まった。