「あ、ヨシュアお兄さんお久しぶりです」
「あ、君達は・・・」
「あれエステルさんがいない?エステルさんはどうしたんですか?ヨシュアさん)
「エステルとは少し別れてここルーアン市で合流するよ」
「そうなんですね」
「きゃははお姉ちゃん面白い顔ーー」
「こらお姉さんの顔をおもちゃにしたら駄目よ)
「ごめんなさい子供達が」
「気にしないで下さい」
「私、子供好きなので」
それから暫くして・・・
響は子供達のおもちゃから解放されていた。
「ヨシュアさんお久しぶりね、エステルさんとは違うかたといるのは新鮮な気がしますね」
「テレサ院長やめて下さいそう言う風に言うのは」
フフ、ごめんなさい」
「あ、自己紹介してませんでしたね私の名前は、立花響と言います」
「立花響さんね、貴女はどこの出身何ですか?」
「えーと一応融合世界の出身です」
「まあ、それじゃ紫藤直哉さんと同じ世界の人なんですね」
「「ええーー何でテレサ院長が紫藤直哉さんの事を知っているんですか?」」
ヨシュアと響はテレサ院長に聞く。
「あれはエステルさんとヨシュアさんが劇をした後からですね、毎月決まった日に決まった金額の入った封筒が孤児院の方に届くようになって私は差出人が異世界の方と知りその情報をくれた人が、それは自分の甥っ子で名前は紫藤直哉と言うとその人が教えてくれたんですよ」
「「成る程そういう流れで紫藤直哉さんの事を知ったんですね」」
「ええそうですね」
「隼人さんが原因かあ」
「確かにあの人も色んな世界に行けるけどまさかテレサ院長や孤児院の子供達と関わりを持っているとは思わなかった」
その時帝都隼人の自宅で・・・
「ふぁくしょん。ふぁくしょん。ふぁくしょん」
「なんですか?マスターまだパンツしか履いてないじゃあないですか?風邪をひきますよ早くしないと」
「それをファラお前が言うの?私の服を隠した本人が」
「ええそうですね服を隠したのは私ですよ。ただ私はガリィの日課を代わりにこなしているだけですよ」
「ええーー俺をおもちゃにするのガリィの日課なのか?」
「今頃気がついたのですね」
そして場面は再びゼムリア大陸に戻る。
響とヨシュアはテレサ院長達と別れてエステル達と合流するためにルーアンの遊撃手協会に向かった。
ルーアン市の遊撃手協会では・・・
「お疲れ様響クローゼとの話はどうだった?」
エステルに聞かれた響は、クローゼとの話を話し出した。
回想・・・
クローゼ様いよいよ結社のワイスマンとの決戦ですね」
「ええ、当初はそのつもりでしたがお互いに問題が起きてしまい誰もリベルアークに入れなくなってしまったのです」
「はい、結社の技術を使ってもですか」
「ええそうみたいですね」
「まさか帝都で天海が発動した六覇星降魔陣の影響かな?」
「響さんの言うそれがなんなのかはわかりませんけど、ラッセル博士達に調査依頼をしていますからその調査の結果が出るまでは、待機でお願いしますね」
クローゼが響にそう伝えた。
回想終了