「確かにイヨさんとヒミコさんは7人世界の管理者になったのならその関係の世界の方がいい筈だしね」
「確か響さんは、7人世界と幼馴染世界と2つの世界の崩壊直前に事故により行ったんでしたね」
「うん余り覚えてないけど紫藤直哉さんと真宮寺直哉君がそれぞれの真宮寺さくらさんをパートナーとして最後の戦いをしてたよ」
「その紫藤直哉さんと真宮寺直哉君を殺し合わせたのが恐らく米田健二の筈だよ」
「「筈?どういう事ですか?」」
「うん紫藤直哉さんと真宮寺直哉君達が動かなくなった後に、私は元の世界に戻ってたの」
「「成程」」
「そう言う事でしたか」
「うんそれからレイさんやトワさんのサポートを受けて、自分の世界にいたんだけど」
「わかりました。風鳴翼さん私は、この世界の人間ではありません。簡単に言えば、並行世界の人間です」
!!
「私の世界では、2年前にコンサート事件により天羽奏さんのギアの欠片が心臓に刺さり、私はガングニールを纏う事になりました。ですが、私は生存者狩りにあい、そこで、弦十郎さんも言っていた。紫藤直哉さんに会い、私は死ぬ事をやめる事になりました」
「本来なら生存者を助けるように動いてもいい筈の貴女達は全く動いてくれませんでしたが」
!!
「そんな叔父様が」
「元の世界の事なんで気にしないで下さいね翼さん」
「そして、私は紫藤直哉さんの仲間達の協力により心臓に刺さったガングニールの欠片を改良してくれたのがこのガングニール・シャドーと言う事になります」
「そして以前シンフォギア世界で話したけど直哉君に助けられたんだ」
「成程響さんとレイさんやトワさんの繋がりが響さんを融合世界に来る切欠だったんですね」
のどかが響の言葉に対して納得した。
「でも直哉君レイさんの依頼ってかなり難しくない?」
響が直哉に聞く。
「ええ、そうですねただ違和感がありましたけど」
「「違和感が・・・」」
「はい、2人共複数の映像を見て下さい」
「「うん」」
「あの人が僕達に忠告してくれたのは事実だからね」
「それはわかるよ。ユーノ君」
「だけどあのお姉さん初対面の筈なのにそう思えないんだ」
「そうなの?ただなのはが会ってるのを忘れてるとかじゃない?」
「ううんそんな事は無いと言い切れないけど、私は自分を信じる」
「ならもしかしたらなのはの記憶の中に前世での記憶があるのかもね」
「前世の・・・記憶」
「うん、そうだよなのははあの紫藤飛鳥さんと出会うまでにこういう経験した?」
「ううんしてないよ。初めてだよユーノ君」
「・・・なのはもしかしたらだけどあの女性紫藤飛鳥さんが、金髪の魔導士の仲間かも知れないよ」
映像中断・・・
「御覧の通りなのはちゃんは、かすかに紫藤飛鳥を知り合いかもと言う事は普通ならありえないですよね」
「「確かに」」
「そしてこの映像を見て下さい」
「ユーノ君」
「アルフ」
「「あの怪物は、一体何なの?」」
「さあ」
「ごめん僕にもわからない」
「少なくともあの人達が来なければ僕達はジュエルシードを封印出来なかったと思うから」
「ああ、そうだろうねあたしたちがジュエルシードの暴走を止めて封印しなきゃ、もっと大変な事になっていただろうね」
「「・・・」」
「なのは?」
「フェイト?」
その時なのはとフェイトにある映像が見えていた。
「フォフォ、久しぶりじゃの帝国華撃団、どうじゃ自分たちが帝劇を攻める気分は?」
「木喰」
「それにしても、この帝劇防御壁は、たいした物よのう」
「たった1機で、この帝劇防御壁と、わし特製の攻撃装置を使ったこの布陣を突破し、わしの所までこれるかの?」
木喰は、余裕の笑みを浮べる。
「私達を甘く見ていると、痛い目を見ることになりますよ木喰さん」
「抜かしよるな、小娘が」
そして木喰との戦いが始まった。
「皆加山さんが、攻撃装置を無効化するまで、攻撃装置の射程に気をつけて」
「「「了解」」」
そして攻撃装置は無力化された。
「今だよ二人共」
「行くよ、フェイトちゃん」
「うん、なのは」
「ディバインバスターー」
「サンダーレイジ」
二人の魔法が帝劇防御壁を貫通し桜天武が木喰の魔装機兵智拳に近づいた。
「何故じゃあ、わしの計算では、お前たちはここまでこれないはずなのに?」
「帝国華撃団め、何時もわしの計算の上をいくなあ」
「これが私達の絆の力です」
「「破邪剣征・桜花天舞」」
「うおおおお。ま、まさかわしが負けるのか、たった4人に、この敗北は計算外じゃああああ」
「なにこれ何でフェイトちゃんと知らない人達と戦ってるの?」
「何この記憶私があの子と共闘をするなんて・・・でも知らない筈なんだけどあの2人には敵対したくないな」
「「なっこれは」」
響とのどかが映像を見て驚いていた。
「そうです響さんは天宮さくらさんと聞いてますよね?」
「うん」