「何故じゃあ、わしの計算では、お前たちはここまでこれないはずなのに?」
「帝国華撃団め、何時もわしの計算の上をいくなあ」
「これが私達の絆の力です」
「「破邪剣征・桜花天舞」」
「うおおおお。ま、まさかわしが負けるのか、たった4人に、この敗北は計算外じゃああああ」
「なにこれ何でフェイトちゃんと知らない人達と戦ってるの?」
「何この記憶私があの子と共闘をするなんて・・・でも知らない筈なんだけどあの2人には敵対したくないな」
「「なっこれは」」
響とのどかが映像を見て驚いていた。
「そうです響さんは天宮さくらさんと聞いてますよね?」
「うん」
「その話は19歳のなのはさんから聞いたよ」
「ええ、僕もレイさんの依頼を聞いた後、幼馴染世界との繋がりのあるなのはさんの記録を改めて見たんですが、この映像を見て下さい」
「いえいえ私達もあの時とおかれている状況が違いますからね」
「改めまして私はシュテルと言います」
「僕は、レヴィだよ」
「我は・・・」
「王様だよね」
「なッ我にもちゃんとした名があるぞ」
「まあいいじゃん、王様」
「レヴィ後で覚えておけよ」
「それでシュテル僕に連絡した理由は?」
「ええ、それがですね・・・」
「おいそこの二人、我を無視して、話を進めるな」
「王様が真面目にしないからだよ」
!!
「誰のせいだと、思っている」
「アハハ、ごめん王様」
「紫藤直哉お願いがあります。私達のオリジナルですが、なのはたちに伝えてください」
「何を伝えればいいんだい?」
「今出ている舞台が終わり次第ここに来て欲しいと、出発を急がなければ、ならない事態が起きたと」
!!
「それは本当かい?」
「ええ」
「わかった、ならシュテル君が僕に付いて来て、僕じゃあ、詳しい説明が出来そうにないから」
「わかりました」
そして、直哉とシュテルは、大帝国劇場に急いだ。
大帝国劇場では、劇の終盤を行っていた。
「どうだい?シュテル帝劇の舞台は?」
「華やかで、楽しそうですね」
「そうか、良かったよ君達にも、そういう感情があって」
「ええーーシュテル達と過去の紫藤直哉さんが会ってるの?」
「ええ、僕もこれを見つけた時驚きましたね」
「続きがあるので見て下さい」
直哉とシュテルが、話していると、舞台を終えたなのはとフェイトがやって来た。
「あれシュテルどうしたの?ここに来るなんて?」
「なんかあったの?」
「ええ、ありましたね、八神はやての闇の書が暴走覚醒し、ナハトヴァールが表に出て、なのはたちの世界を侵食しています」
「「えーーーー」」
「なのはフェイト僕には、わからないけど今すぐ行くべきと思うよ」
「でも・・・」
「僕やさくらちゃんの事なら、心配しないでいいよ、本当の家族が助けを求めてるんだから」
「お兄ちゃん・・・わかった」
「兄さん・・・」
「シュテル二人を頼むよ」
「はい」
そしてなのはとフェイトは、シュテル達と共に、友人八神はやてを救うべく、自分達の世界に戻って行った。
数日後・・・
「拝啓、私のもう一人のお兄ちゃんお元気ですか?」
「私達が元の世界に戻ってこちらでは7年が経ちました」
「へえじゃあ、なのは達は、もう18になったんだな」
「そして最近はやてちゃんが、新部隊を立ち上げて、私とフェイトちゃんがその部隊の手伝いをしてます」
「今度お兄ちゃん達に会いに行きます。部隊の子達と一緒に」
「BYなのは」
「「ええーー元の世界に戻って数日なのにもう7年の時が経ってるの?」」
「まあ、その辺はメルクさんが調整していたのでしょうけど」
「「成程」」