「よし初穂様復活だぜ」
「もう初穂病み上がりなんだから無理しないの」
天宮さくらが初穂に言う。
「それで響さん今日の予定は?」
獅童光が響に聞く。
「ああ、それは・・・」
そして響がその場にいる全員に今日の予定を説明をした。
「「「「「「「成程」」」」」」」
その頃プリキュア達は・・・
「響さん達と新生帝国華撃団の皆さんは当初の予定通り消えたアリシア・テスタロッサの捜索をしながら、もうすぐもう一度高町なのはちゃんに時空管理局が接触すると思うので、なのはちゃんをマークして下さい」
「なのはちゃんの原作世界では時空管理局が、なのはちゃんと合流前に闇の書事件が起きるんですけどここではそれは起きてません」
「「そうなんだ」」
「その事件が起きないのは確定とは言えませんが、アリシア・テスタロッサさんの存在が影響しているのかそれともイヨさん達が起こさないようにしているのかはわかりませんが」
「わかったよ直哉君。残りの滞在期間で、アリシア・テスタロッサの捜索と時空管理局との接触出来るように頑張るね」
「はい、頑張らなくてもそう言うイベントが起きるのを確認出来ればいいので」
「そうだったね」
「それで私達はどうするの?」
「のどかさん達はこちらの海鳴市に起きているメインキャラクター以外の人達及び事象の変化の調査ですね」
「案外メインキャラクター以外のキャラの変化があったとしても気づきにくいですし」
「「確かに」」
「これが響さん達のチームとこちらのチームの目的となります。何か質問ありますか?」
「はい、直哉さん私達はいつ戻るのですか?」
「みのりさん。予定では本日の夕方までには管理者の神殿に戻る予定ですよ」
「「ええーー早いよ直哉っち」早いですよ」
ひなたとまなつが言う。
「「「・・・ええーー何で皆がいるの?」」いるんだい」
響達3人は翠屋にいたのどか達とまなつ達を見て驚くのだった。
「ああ、それは・・・トワさんの依頼で」
「海鳴市のお菓子が無いので17番目のプリキュアの世界に関する仕事は中断すると言い出したので」
「ああ、何となくわかるよのどかちゃん。それじゃあ私達とは合流しないんだね?」
「一応プリキュアの皆さんはそう言う理由として説明しているので早めに戻るんですよ」
「「「「「「「「成程」」」」」」」」
「でも直哉実際その調査をして意味あるの?」
ローラが直哉に聞く。
「恐らくですが意味はないと思いますよ。ローラさん」
「「「「「えーー」」」」」
直哉の発言にまなつ達が強く反応する。
「だったら何故今日の予定を決めたのですか?」
あすかが直哉に聞く。
「ああ、それは・・・イヨさん達にこの海鳴市を壊さないようにする為だよ」
「まなつちゃん達には伝えなかったかもだけど、海鳴市を作ったのはイヨさん達が試験的に作ったんだ融合世界の内部の世界にね」
「「「「「えーー」」」」」
「それで試験的に作った世界だからいつ壊されても仕方ないよね」
「みのりさんは小説を書く時一番最初の案のままで書き終える事ありますか?」
「それはありません」
「ですよね、この海鳴市はいわばイヨさんの初期案なんですよ」
「世界として動いてみないとわからないので一定期間動かして修正しなければいけない部分が多ければ小説で言えば、書き直し世界のリセットをする事があるんですよ」
「イヨさんやレイさんトワさんも皆そう言う試行錯誤しながら融合世界の内部の世界にあるシンフォギア世界中心世界やすこやか市などを融合世界の内部に組み込んだのです」
「「「「「成程」」」」」
「そして今回イヨさんは初めて世界を設定する仕事をしたので、レイさんんもトワさんも心配してた所に」
「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」
「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」
そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。
「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」
!!
「アリシアーーー」
そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。
「こういう事態が起きたのでレイさんもトワさんも海鳴市に集中させるように動いた結果なんです」