「成程ね、イヨが初めて世界を作ったから不具合があるのは当然と考えて良いわね」
「だから私達プリキュアチームと響さん達とわけたんですね」
「ああ、それは・・・違うよまなつちゃん。新生帝国華撃団の皆さんがいるからトワさん達も2チームにわけたんだよ」
「あ、成程」
そしてまなつが思い出す。
「ある種の隊長のわがままかな」
「ええ、そのような感じですね」
「「「「「ええーー」」」」その理由私より酷くない」
「ローラ自覚はあるんだ」
「五月蠅いまなつ」
「私達は紫藤直哉さんの戦力として、色んな世界で戦いを見て、私達の隊長が救出に行きたいと言っても、部隊を動かさなかったりして、隊長的に不満があったみたいでね」
「それが爆発した感じかな」
「そうですね」
「それでその救出を、拒否したのかを直哉さんに聞いたら」
「その子は本来助ける人がいるから自分達の行動で、その世界の歴史を極力変えない為だとね」
「直哉さんは、自分達の世界移動だけでも慎重にしてた理由を始めて聞いて驚いたよ」
「こういっちゃなんだが、さくらさん達の隊長は、目の前の事しか見えてないのか?自分が異世界で活躍するリスクなど考えないのか」
「そのリスクが高いと判断した直哉さんに不満を持つなんて、扱いにくい部下ですね」
「あ、部下ではなく出向者ですね」
「そして爆発した隊長と私達は隊長がいない所で、直哉さんの許可を貰って部隊から離れて行動していたらいつの間にかまなつちゃん達の世界に来てたんだ」
「そう言う事があって直哉さんと新生帝国華撃団の人達は、直哉さんが嫌いなんでしたね」
「あはは間違いではないけど、やっぱり傷に効くなあ」
「ごめんなさい。直哉さん」
「初穂さんだけなんだけどね明らかに嫌ってますよと言う態度は」
その頃響達は・・・
「それで響さん今日も高町なのはちゃんを中心に動くんですか?」
「誠十郎が響に聞く。
「ええ、昨日の夜連絡がありまして、時空管理局の人達がなのはちゃんと再会するかもしれないとトワさんが伝えてくれたので」
「成程なら昨日と同じような流れなんですね」
「はい、本日は新生帝国華撃団の皆さんと私で行こうと思います」
「え、どうしてですか?」
「誠十郎さん。考えて見て下さい小学生1人を大勢で見張っていたら海鳴市に住んでいる人達から見たら不審者扱いされてしまいますよ」
「う、それは確かに」
「そう言う訳で、昨日のような行動ではなく別の方法を使います」
「「「「「「「「別の方法?」」」」」」」
「ええ、その為にはあざみちゃんの協力が必須ですけど」
そして響は作戦を発表した。
「「「「「「「ええーー」」」」」」」
「無理だろそれは」
「響さん本当にやるんですか?」
「ええ、やりますよやらない理由がありません」
「ですが、あざみをなのはさんの通う学校に体験で入れるなんて・・・」
「そうだぜ海鳴市の流れをあんたは壊す気かよ」
「へえ、誠十郎さんと初穂さんがそれをいいますか?」
「あ・・・ヤバい」
「貴方達は以前平気でそれをして散々迷惑をまなつちゃん達の世界にかけたのでしょう」
「「う、それは」」
「だから私は新生帝国華撃団の皆さんが動きやすい作戦を提示したのですが?」
「この作戦トワさん達も了解済みですから皆さん行きますよ」
そして響と新生帝国華撃団は行動を開始した。