「皆さんお待たせいたしました。さて僕達も行きましょうか」
「うん、それは良いけど何で光ちゃんとゆいちゃんをこちらに連れて来たの?」
のどかが直哉に聞く。
「ああ、それは・・・響さんがトワに言われた作戦を実施させると連絡があったので2人を迎えに行ったんですよ」
「何響がそう連絡したの?」
ローラが直哉に聞く。
「いえ、トワが僕と響さんだけに連絡して来たんですよ」
「成程その指示とは何よ」
「光さんとゆいさんは直接聞きましたよね?」
「「はい」」
「僕の代わりに説明をしてくれますか?」
「今回の作戦については僕もトワから詳細を聞いていないので」
「ええ――そうなんですか?直哉さん」
「そうだよまなつちゃん」
その後光とゆいは説明を始めた。
「はい、本日は新生帝国華撃団の皆さんと私で行こうと思います」
「え、どうしてですか?」
「誠十郎さん。考えて見て下さい小学生1人を大勢で見張っていたら海鳴市に住んでいる人達から見たら不審者扱いされてしまいますよ」
「う、それは確かに」
「そう言う訳で、昨日のような行動ではなく別の方法を使います」
「「「「「「「「別の方法?」」」」」」」
「ええ、その為にはあざみちゃんの協力が必須ですけど」
そして響は作戦を発表した。
「「「「「「「ええーー」」」」」」」
「無理だろそれは」
「響さん本当にやるんですか?」
「ええ、やりますよやらない理由がありません」
「ですが、あざみをなのはさんの通う学校に体験で入れるなんて・・・」
「そうだぜ海鳴市の流れをあんたは壊す気かよ」
「へえ、誠十郎さんと初穂さんがそれをいいますか?」
「あ・・・ヤバい」
「貴方達は以前平気でそれをして散々迷惑をまなつちゃん達の世界にかけたのでしょう」
「「う、それは」」
「だから私は新生帝国華撃団の皆さんが動きやすい作戦を提示したのですが?」
「この作戦トワさん達も了解済みですから皆さん行きますよ」
「「「「「「「ええーー」」」」」」」
「ふむ成る程トワも思いきりましたね」
「でもいいの直哉君あざみちゃんを海鳴市の学校に体験入学させても」
ちゆが直哉に聞く。
「ああ、それは・・・構いませんよ。先程も言いましたがこの海鳴市は試験的に作られた世界なので」
「みのりさんは小説を書く時一番最初の案のままで書き終える事ありますか?」
「それはありません」
「ですよね、この海鳴市はいわばイヨさんの初期案なんですよ」
「初期案の海鳴市でトワは新生帝国華撃団を使い、海鳴市がどう反応見せるのかをイヨさんの代わりに見るのが目的のようですね」
「「「「「どうしてそんな事をするんですか?」」」」」
まなつ達が直哉に聞く。
「それは、基本的に融合世界の世界は裏の世界と言う位置じゃ無ければいけないんだよ」
「「「「「どういう事ですか?」」」」どういう事よ」
「恐らく私達では融合世界のビョーゲンズには勝てません」
「そう、認めるのね他の2人はどう?」
「「私達ものどとのどかっちの言う通りです」」
「そう、ならどうするの?このまま融合世界ののどか達の力を借り続ける?」
「「「それはしたくありません」」」
「それは自分の世界は自分手で守りたいのかしら?」
「ええ、それができれば良いですけど、状況的に無理と思うので、トワさんお願いです私に一時的に霊力を使えるようにしてください」
!!
「「のどか本気?」のどかっち」
「ちゆちゃん、ひなたちゃん。私は本気だよ。いつまでも融合世界私達に頼れないし」
「ふむ、まさかそう言うお願いが出てくるとはね」
「花寺のどかさん。貴女が霊力を持つ事の意味考えたことある?」
「え、それはどういうことですか?」
「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」
「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」
「花寺のどかさん貴女は直哉から聞いたはずよ。プリキュアがキングビョーゲンを倒すのに必要な人数を」
「この映像は原作世界ののどかさん達に融合世界の立場を説明をしている映像です」
「その映像にも出ていましたが、まなつちゃん達は原作世界ののどかさん達と同じ立場です」
「本来ならこちらの世界で戦うと融合世界の住人となるのですが、それを防いでるのが僕が以前貴女達に預けている宝玉の力です」
「「「「「ええーー」」」」」