「この映像は原作世界ののどかさん達に融合世界の立場を説明をしている映像です」
「その映像にも出ていましたが、まなつちゃん達は原作世界ののどかさん達と同じ立場です」
「本来ならこちらの世界で戦うと融合世界の住人となるのですが、それを防いでるのが僕が以前貴女達に預けている宝玉の力です」
「「「「「ええーー」」」」」
「そして話を戻しますが、融合世界の世界はIFの世界となります」
「あ、もしもの世界ですか」
「そうですみのりさん。もしもローラさんとまなつちゃんの立場が逆だったらとか、
「みのりさんがさんごさんの妹だったら想像したりする事がIFの世界を作る材料となるんですよ」
「「「「成程」」」」
「その中で融合世界の可能な設定を実際にしてみるんですよまなつちゃん達も見てると思いますが」
「貴女達も暫く融合世界で暮らすとしても、直哉と私達の決めた事に異議を唱えるのなら罰をあたえるわよ。貴女達は今特殊遊撃部隊の臨時隊員なのでしょう」
「「ひっ」」
「謝るから許してーー」
「駄目だ許さん。これを食らいなさい」
そう言ってトワから放たれた。紫色のビームがローラに直撃した。
「きゃあああ」
「ローラ」
そして、煙が晴れるとローラの人魚の部分が無くなり、代わりに人の足になっていた。
「「ええ―ローラの足が」私の足が人間の足になってる」
「ええ、これが人魚の罰よ、融合世界関連の異世界に行く時人魚のままだと行動しにくいでしょう?」
「ちなみにこの効果は融合世界と関係しない世界つまり貴女達の世界に戻ると元に戻るわよ」
「「ええ―つまり融合世界にいる限りローラは人間なんだ」私が人間?」
「融合世界でも人魚はいないからね。まあ昔の世界では鬼がいたけど」
「「鬼?」」
「ええ、いたわよ。興味があるならその時の記録を見る?」
「いいわ別に興味ないし」
「ええ――見ようよ」
「あれもIFの世界としての変化をつけなければいけなかったんです」
「あおぞら市の場合ワイズマンとブルーによって連れられて来たという理由で、友好世界にした後にそう言う処置をしたんです」
「そして今回の海鳴市はイヨさんが主に作った事でIFの世界である幼馴染世界をベースにしているので」
「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」
「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」
そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。
「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」
!!
「アリシアーーー」
そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。
「このイベントにしても原作世界が対象なら確実にアリシア・テスタロッサは死んでいるので、アリシア・テスタロッサ生存と言う融合世界のオリジナルイベントとしてクリアー出来るんですが」
「あ、そっかだからトワさんは今回の依頼に、新生帝国華撃団の皆さんを連れて行ったんだ」
「そう言う事ですよのどかさん。幼馴染世界をベースにしているので、その時代に存在していない人達で動いて貰いその間にトワ達と僕達で共通点がないかを調べるんです」
「そう言う事で、これからこの場にいる全員で過去の幼馴染世界に跳びます」
「「「ええーー」」」
直哉の言葉にその場にいる全員が驚いていた。そして直哉達は一度管理者の神殿に移動したのだった。