「「「「「ここが融合世界の出来る前の世界」」」」」
「通称幼馴染世界かあ」
まなつ達と和実ゆいがそう言う。
「さて皆さん今映像をつけるので見てて下さい」
「「「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」」」」」
「予定通りなら高町なのはちゃんとフェイト・テスタロッサちゃんの戦いが起きている筈です」
そう言って直哉がスイッチを入れた。
「来たよ、直哉お兄ちゃん」
「来たか」
「今回はあれだけじゃないみたいですわね、ご覧になって.直哉さん」
「こ、これは、狼女?」
「直哉君どうする?」
「多分この狼女は、僕達を、なのはと、カンナのところに行かせないつもりみたいだね」
「さくらちゃんこの狼女と1対1いける?」
「うん、なんとかしてみるよ直哉君」
「マリアさん聞いてました?あの狼女は、桜武で相手します」
「了解です」
「それじゃあ行くよ、直哉君」
「うん、さくらちゃん」
そのころカンナと、行動を共にしているなのはは・・・
「カンナさん、ごめんなさい」
「どうしたんだ?なのは急に?」
「お兄ちゃんを連れて帰ると無責任に、言った事を謝りたくて」
「そうか、確かにあたいらの真の仕事は、平和の時は知られないからな」
「それに私も驚きましたよ、お兄ちゃんが司令官だったなんて」
「おっとなのは、おしゃべりはここまでだぜ、友達が出てきたぜ」
!!
「フェイトちゃん」
「貴女は、誰?どうして、私の名前を知ってるの?」
「フェイトちゃん」
「私は、お母様の命令で貴女を殺しに来たの、貴女が死ねばこの世界は、お母様の物になるの」
!!
「プレシアさんが生きてるの?」
!!
「何で貴女お母様の名前を知ってるの?」
(もしかしてこのフェイトちゃん、PT事件前のフェイトちゃんみたい)
「カンナさんここは、私に任せてください」
「いけるんだな、なのは?」
「はいカンナさん」
「行くよフェイトちゃん、ディバインバスター」
「フォトンランサーファイアー」
二人の魔法がぶつかり激しい音と光が、幻想的に見えた。
「すげえ」
映像中断・・・
「「「「凄い戦い」」」」
のどか達がそう言う。
「「「「「これが魔法の力」」」」」
「どうやら予定していた時間ではなく少し前の時間に来たようですね」
「皆さんお墓戦艦で移動しますから映像を切りますよ」
「「「待って」待って下さい」」
「あ、わかりました」
直哉はのどかとまなつとゆいに言われ映像を切らなかった。
そして映像はなのはとフェイトの戦いから帝国華撃団の戦いに切り替わる。
「貴女達は何者ですか?」
「フン、誰が言うか」
「仕方が無い、さくらちゃんお願い」
「うん破邪剣征・百花斉放」
桜武から放たれたビームが狼女を襲う。
「そんなの効くか」
そう言って、狼女の前に光の壁が現れ、百花斉放を受け止めた。
「ほら返すよ受け取りな」
そう言って、壁に当たった百花斉放を跳ね返した。」
「うあああ」
「きゃあああ」
さくらと直哉は、自分達の技をくらいダメージを受けた。
「もう諦めな、あの魔道師に関わらなければ、お前達は、死なずに済むんだ」
「あの魔道師と言うのは、なのはのことなのか?」
「嫌です。なのはちゃんも直哉君の妹なんです。なのはちゃんも私達の家族なんです」
「家族か・・・皮肉なもんだ、私たちには家族と言っても、あんたらみたいに、暖かい家族では、ないんでね死にな」
その時狼女の元に連絡があり、なのはを倒したと言う連絡だった。
それを聞いた狼女と、残りの機械群は撤退した。
そして直哉は戦いが終わったのを見て、お墓戦艦を本来の時間に移動させたのだった。