なのはたちサイド・・・
なのはたちは、魔道兵を倒しながら、進んでいた。
「すげえ、紅蘭いつの間に、神武を強化したんだ?」
「レイジングハートさんが、協力的になってくれたおかげや」
「レイジングハートありがとう」
なのはは紅蘭達の会話を聞いて、レイジングハートに感謝した。
「いえ、私はマスターの為に出来ることしただけです」
そして、目的地に着いた。
「フェイトちゃん助けに来たよ」
!!「貴女どうしてここにいるの?」
紫藤直哉サイド・・・
「あ、さくら、直哉お兄ちゃん着いたみたいだよ」
そして、さくら達は、プレシアと対面した。
「貴方達は誰?私とアリシアの憩いの時間を奪わないで」
「それは失礼しました。プレシアさん。僕達は、フェイトさんについて聞きたいだけです」
「・・・フェイトですって、ああ、あの出来損ないの粗悪品のことですか」
!!「粗悪品ですって、貴女は人間をなんだと思ってるの」
さくらがプレシアに向け、強い口調で言う。
「フェイトが人間ですって、あの子は、人間ではないわ、アリシアの記憶を持った只の人形よ」
直哉たちとプレシアの会話は、神武の通信機能で、なのはたちにも聞こえていた。
「私が、母さんにとって、只の人形だなんて・・・」
「・・・フェイトちゃん」
フェイトには、自分の母親であるプレシアの言葉がかなりショックだった。
そしてその直後、時の庭園に、衝撃が走った。
「どうやら時間のようです。アイリスみんなの所へテレポートお願い」
「うんお兄ちゃん」
直哉たちがテレポートした直後、時空管理局が、時の庭園にやって来た。
「おかしいわね何故プレシアしかいなかったのかしら」
そのころさくら達は無事に目的を果たし、いつもの生活に、戻っていた。
プレシア・テスタロッサは、管理局に逮捕された。
その頃特殊遊撃部隊は・・・
「成程、これは微妙ですがアリシア・テスタロッサの生存に関しては融合世界の海鳴市での生存は融合世界のオリジナルと今の所は判断保留としておきましょうか」
「それじゃあ直哉君これからどうするの?」
のどかが直哉に聞く。
「少し厄介ですけどこのままこの世界の未来に行って、アリシア・テスタロッサの存在が確認出来なければ響さん達に連絡して帰還だったのですが・・・」
「いえ、微弱ですがナノビョーゲンの力を感じるので」
「「「「ええーー」」」」
「「「「「ええーー」」」」ありえないでしょうここは過去の幼馴染世界なのよ」
アスミの言葉にお墓戦艦に乗る全員が驚いた。
「アスミさん。流石ですね僕もプレシア・テスタロッサのいる浮遊物からナノビョーゲンの力は感じるんですが、今は調査任務の方を優先しましょう」
「そう話していたので少し時間を遡り僕とのどかさん達とラテであの浮遊物の中に突入しますよ」
「「「「「「「ええ――危険ですよ」」」」」」
「ああ――やっぱりそうなるんだ」
「ごめんなさいのどかさん、ちゆさん、ひなたさん」
「それがいいでしょうね、ナノビョーゲン状態なら浄化は簡単に終わるので」
アスミも賛成する。