ご了承ください。
「成程そう言う理由なのね」
「ええ、一応ヒミコとイヨもこちらの世界の管理者の一員だからね」
「ふむまさかイヨちゃんが魔法に興味を持つとはね」
「まあそれは仕方ないと思うわよ」
「どうしてよ?」
「あの頃は7人世界の立場が米田健二一派側だったのでしょう?レイから聞いているわ」
「ああ、それは・・・間違いないわね」
そう言いながらメルクは思い出す。
仲間達に助けられ、天守閣に、辿り着いた二人の直哉と、二人のさくらだったが、天守閣にいる二人の人物を見た時、真宮寺姉弟の表情が変わっていった。
「何故貴方がここに・・・」
「まさかこんな事が・・・」
「久しぶりだな、直哉」
「お久しぶりです。さくらさん」
「何故貴方達がここにいる!!答えろ米田健二、真宮寺桜花」
「「「「「「「これが米田健二それに後の紫藤桜花さん」」」」」」
「「「若い」」」
「そう言えば僕ものどかさん達と一緒で米田健二見るのは初めてですね」
そして守護者達は映像を見る。
「チッこのままじゃ、さくらちゃん」
「うん、直哉君」
桜武は、双武弐式と真双焔武の間に入った。
「二人をやらせるわけには、行きません」
「誰だお前たちは?桜花やりなさい」
「はいお父さん。破邪剣征・桜花爛漫」
「「うわあああ。」」「「きゃあああ。」」
双武弐式が放った必殺技を受けた桜武と、真双焔武は、互いに近くで倒れていた。
「大丈夫?さくらちゃん」
「うん、直哉君」
桜武は、立ち上がったが、真双焔武はまったく動かなかった。
「「「「「ああ、負けちゃんの健二に」」」」」」
「お前邪魔だ、消えろ」
「「破邪剣征.桜花天昇」」
「うわああ」
「きゃあああ」
「直哉さん、さくらさん」
桜武は吹き飛ばされた。
「確かに最終的には勝つけど真宮寺姉弟は米田健二と戦うのは戸惑っていたわね」
「だからよ真宮寺直哉より紫藤直哉の立場が米田健二に対抗できる立場だったんでしょ」
「そうだったわね」
「やっぱりあの出会いのせい?」
「あら貴女たちどうしたの?私の顔をずっと見てるけど?」
「あ、何でもないです。ごめんなさい」
「そう、それならいいけど」
「さくらお姉ちゃんどうしたの?あれこの子達だれ?」
「あ、そう言えば名前を聞いてなかったわね、私は、真宮寺さくらよ、よろしくね」
「僕は真宮寺直哉だよよろしくね」
「僕の名は、コクリコ、そして僕の隣にいる子が桜花だよ」
「そう言えば、君達どうして、こんな所にいたの?
さくらがコクリコに聞く。
「そうだ、撲たち人を探してるんだ、ジェミニて言う子なんだけど、知らない?」
「あ、お姉ちゃんあの子の事じゃない、アメリカから来たと言ってる赤毛の女の子」
「「それだーーー」」
「さくらお姉ちゃんあの子達の後ろに二人いるから気をつけて」
「わかったわ、直哉君」
直哉とさくらは、後を付ける人物を警戒しながら、4人はジェミニのいる大帝国劇場に向かった。
暫くして・・・
「そろそろ話してくれない?コクリコ、桜花それにそこにいる二人」
直哉がそう言うと、コクリコたちの背後から、健二たちが出てきた。
「え、嘘私がもう一人いるーー」
直哉と一緒にいたさくらは、もう一人の自分を見た時驚いていた。
「さくらお姉ちゃんこの人たちにあったことは秘密にしたほうが、いいみたいだよ」
「ええ、わかったわ」
「話が早くて、助かるぜ、直哉ここは太正12年だよな」
「ええ、ですけど、ここは貴方達の世界ではないと思いますよ」
「どういう事だ?」
「ここは、サクラ大戦7人目の隊員と言う作品の世界ですから」
「「「「何だってーー」」」」
「多分この世界で、アンタ達のことを、認識できるのは君達が、探してるジェミニと、僕たちと、君達の追っている邪神巫女と言う奴だけだろう」
「直哉君は何故、邪神巫女の事を知っている?」
「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」
「恐らくね」