融合世界の中心世界にて・・・
「すみませんのどかさん達海鳴市に行く準備中に突発の依頼をする事になって」
「ううんそれは良いんだけど、その依頼がメルクさんからなの?」
「ええ、そうです」
「残念だけどその子達の言葉は事実よ直哉」
「その声はメルク」
紫藤直哉がそう言うと、メルクが現れた。
「あ、メルクさん」
「久しぶりね花寺のどかとラビリンそして融合世界の紫藤直哉君」
!!
「メルクさんまさか記憶があるんですか?」
「ええ、あるわよと言うより貴女達の世界の彼女から連絡があってここに来たのよ」
「ええ――じゃあ彼女は知ってるんですね?」
「ええ管轄外だから動いてないだけよ。それにしても紫藤直哉君出て来てよ」
「あの時の記憶を持つ紫藤直哉とならあの子達が良いわよ」
「確かにそうですね」
「ですが合流後はどうすれば?」
「ああそれならそちらの世界の事件に参加させてね」
「そう言われまして」
「「「ええーーー」」」
のどか達が直哉の言葉に驚く。
「じゃあ、直哉っち紫藤直哉さん達と合流したら一緒に海鳴市に行くの?」
「ええ、メルクさんがそれを希望してるのでそういう事になります」
「でも大丈夫なの?」
「ちゆさんの心配もわかりますが、皆さん思い出してください」
「恐らくそうなのでしょうね、トワとメルクさんによって今自分達が、存在してても違和感の無いようにしたんでしょうね」
「「「「成る程」」」」
「それと、白騎士と赤騎士を7人世界の使った理由は、僕達は白騎士とこちらの直哉さんは赤騎士と繋がりがそれなりにあったからだと思いますよ」
「「「「「「「「成る程」」」」成る程ね」」」」」」
「君達が、ここで3体のメガビョーゲンを浄化したから赤騎士も消えたんだね」
「「「あ、直哉さん」」」
「「パパ」」
「飛鳥と薫向こうに行っても元気でね」
「「うん」」
「直哉君この子達誰?そんな事よりジェミニと合流しよ」
「わかったよさくらちゃん」
その時融合世界から来た全員が光に包まれた。
「今回来ている紫藤直哉さん達はあの時の記憶を持っているので」
「「「「ええーー」」」」
「それでは、直哉その2人は中心世界にどこにいるんですか?」
「それはわかりません」
「「「ええーーーわからないの?」」」
「はい一応大雑把に融合世界の中心世界としか聞いていないのでまずはそこからです」
その頃過去の幼馴染世界から来た2人は・・・
「うわあ、ここが未来の世界なんだね。それでも帝都は変わらないね」
「そうだねなのは。この感じだと大神さんは巴里に、行ってるみたいだね」
「そうなんだ、異世界の大神さんに会いたかったなあ」
「でもお兄ちゃん。この世界のお兄ちゃんと同じ立場の人はどこにいるんだろう?」
「もしかすると彼女達は帝都に住んでいないのかもね」
「住んでいない?」
「あ、君達3人どこかで会ってない?」
「「どうやら復活した世界の幼馴染世界ではなさそうね」そうだねちゆちゃん」
「あ――思い出したお兄さんのどかっちに恥ずかしい事言ったお兄さん」
!!
「直哉君どういう事?」
「お兄ちゃん嘘言わないでね」
ひなたの一言でさくらとなのはが直哉を追いつめる。
「わかったよ話すよ」
そして直哉は話し出す。
そして紫藤直哉がのどか達に追いついた。
「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」
「「「ええーーー」」」
「お兄さんそれはしたらだめだよ」
ひなたが直哉に向けて言う。
「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」
「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」
「それってまずいんじゃ」
「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」
「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」
「おお、のどかっち言い切った」
「どうして断るんだい?このまま放置してたら、君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」
!!
「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」
そう言ってのどかは紫藤直哉から逃げ出した。
「「・・・なのはちゃん許可するわ」はいさくらさん」
「お兄ちゃん女の子に何言ってんの?ディバインバスター――」
「ギャアアア」
そして話を終えた直哉は、義理の妹のなのはによって制裁を受けたのだった。
「なのはこの時の事覚えてる?」
紫藤直哉がなのはに聞く。