「違うのか?」
「ええ違います)
そして直哉は再び米田に話す。
「大抵のゲームはそれまで起きていたイベントを消化をしなければ消滅するか、最終決戦の後に発生するかのどちらかですもんね」
直哉がそう言う。
「そうなのよ、今のゼムリア大陸は表のラスボスを倒す前に裏ポスガ介入した形になったのかも知れないわね)
「リベルアークに入れなくなているのなら」
「一体誰がそんな事を?」
のどかが疑問を口にする。
「ノイズを使っているのなる隼人おじさんかも」
「それは無いわね今隼人の手元にソロモンの笛はないもの」
「はあ、それは一体どういう事ですか?」
「あの人ソロモンの笛を無くしたみたいでね今レイがお説教と無くしたソロモンの笛を捜索させているわ」
「「「「ええーー」」」」
「叔父さんなんてドジをしたんだよって言いたい」
「まあ気持ちはわかるけど、そうなると私達は考えていたけどね」
「どういう事ですか?」
「直哉貴方が入院した後から隼人の家に泥棒が入ったのよ。その泥棒の姿が今行方不明の二人の大神一郎とマリア・タヂバナだったのよ」
「「「「ええーー」」」」
「は、何だとーー大神とマリアがノイズの召喚アイテムを盗んだだとーー」
「ええそうです。イシュメルガによって操られた状態の二人ですが」
「そうか、それでリイン達の方だが、イシュメルガと二人は今のところ発見していないみたいだな」
「そうですか?イシュメルガも漸く手に入れた人材ですしそうそう簡単には、現れないと思ってますけどね」
その頃ゼムリア大陸では・・・
時が少し戻った頃・・・
「ええ、そうです今はゼムリア大陸とのゲートのみが正常に機能しているところです」
「それじゃあの時僕達に付いてきたちゆちゃんとひなたちゃんは、六覇星降魔陣の影響を受けて自分達の世界に戻れなくなったのか?」
「ええそうですね、彼女達も少なからずショックを受けてましたから」
「そうだったのねあの時直哉さんがあんな事を言うから驚いたわ」
あの時は直哉さんは響のテンション上げと言ったのは、ちゆちゃんとひなたちゃん達のために言ったのね)
「恐らくはそうだと思います」
暫くしてルーアンの街を見学していたちゆとひなたが遊撃手協会に戻ってきた。
「「ただいま」」
「あ、お帰り二人とも」
エステルがちゆとひなたに声をかける。
「いやーーエステルさん。ゼムリア大陸すごいですね中心世界とは違う驚きがあったんですけど」
ひなたがそう言う。
「へへ凄いでしょう」
「何で、エステルが自慢げに言うの?」
ヨシュアがエステルに突っ込みを入れる。
「別にいいでしょ」
「大変だ、見たことない魔獣が孤児院の子供達を襲っている」
「「「「「何だってーー」」」」」
エステル達は駆け込んで人から聞いた言葉に驚くのだった。