管理者の神殿にて・・・
「トワ本当に良いんですね」
「紫藤なのはさんの試験に、過去の紫藤直哉さんも試験対象者にしても?」
「ええ、構わないわ今回の試験・・・なのはにとっては試練なのだけど、さっきレイに向こうに確認したら面白いから直哉も巻き込んでと言ったらしいのよね」
「あ、そうなんですね」
「そうなのよね私的には紫藤なのは嵩の方がイヨ達の海鳴市を流用して試練用のミニイベントを作ればいいから楽なんだけどね」
「ああ、成程」
「でも過去の紫藤直哉も参加させるとなると・・・必然的に融合世界で起きた事件を再利用せざるえないじゃない?」
「確かにそうですね。トワ僕達がラ・ギアスや神山さん達の時代に跳んだあの件も融合世界の事件として扱うんですか?」
「ええそうよ」
「ねえ、直哉試験的に使える事件は無いかしら?」
「そうですね・・・融合世界の事件で再利用出来そうなのは」
「嘘あれはネフィリム何でゲートから出て来たの?」
「おいおいありゃ何なんだ?」
「奏さん落ち着いて下さい。あれは完全聖遺物ネフィリムと言う者です」
「完全聖遺物と言う事はこいつはシンフォギアなのか?」
「そうです。ペギタン至急ラビリンとニャトランに連絡してこれは全員で相手しないとまずいわ」
わかったペン」
「さしずめこいつがゲートの守護者てか」
「恐らくそうでしょうね」
「その頃グレースとラビリンとグレ響達は・・・
「ふう、何とかグレ響さんのおかげで、芋虫のノイズの集団から脱出出来ました。ありがとうございます」
「ノイズと戦いは私の使命と言うか日常だから気にしなくてもいいよグレース」
「でも・・・」
「グレースが言いたいならそれでいいよ私は」
その時ペギタンの連絡が来た。
「ラビリン、ニャトラン至急こちらに来て、ゲートからネフィリムが出て来たから早く二人の響を連れてきて」
「「何だってラビ」ニャン」
「直哉大変ラビ、ゲートから完全聖遺物のネフィリムが出て来たラビーー」
「「ええーーグレースさん」うんわかったよ直哉君」
「グレ響さんも急いで行きますよ」
「ああ、わかった」
そしてグレース達は急ぎゲートの存在する場所に向かった。
「うわあ本当にネフィリムがいたーーひいー怖い」
「ちょっと響さんトラウマを出さないで」
「あの事件が再利用した上で2人が介入しても問題はないと思います」
「成程ね中心世界で起きた事件ね」
「ですがあの事件を再現するなら。ワイズマンの協力者として呼ばないと再現にはなりませんけど」
「あ、そう言う事なら却下よ」
ワイズマンに借りは作りたくないわ」
「ですけど融合世界の事件の中でとなるとあの事件しかありませんよ」
「後はどうしても融合世界以外の事件になりますよ」
「そうよねどう考えても」
「特殊遊撃部隊で行った異世界でなら・・・やはりゼムリア大陸でしょうね」
「協力を得やすいのは」
「そうね・・・」
「正直過去の紫藤直哉さんを参加させて欲しいというのが、無理があると思いますが?」
「そうね」
「どのみち紫藤なのはさんの件でやる試練用のミニイベントを2人用にした方が楽では?」
直哉がトワにそう言う。