新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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第20章 第3部 衝撃の事態編
守護者への報告後


「以上で紫藤なのはさんの要望による試練イベントの報告となります」

 

「「「成程」」」

 

「しかし今回の試練イベントはトワさんの方でもかなり大変だね」

 

「そうですねミニイベント系で終わらせようとしたらまさか向こうの要望で大型イベントに変化しましたからね」

 

「所で直哉君守護者の私達はイベントの手伝いをすればいいの?」

 

響と光が話している時にのどかが融合世界の直哉に聞く。

 

「そうですね基本はなのはさんのサポート役が守護者のお仕事ですね」

 

「それじゃあ、融合世界の直哉君の役をなのはさんがしてなのはさんの答えを考えるのがもう1人の直哉さんがするんだね」

 

「そうですよ・・・ヒントとかもあるらしいので・・・あれ直哉さん生きてますか?」

 

「・・・はっ僕は一体?何していた・・・なのはの為のイベントを聞いていて・・・」

 

 

「紫藤なのはさんの試験に、過去の紫藤直哉さんも試験対象者にしても?」

 

「ええ、構わないわ今回の試験・・・なのはにとっては試練なのだけど、さっきレイに向こうに確認したら面白いから直哉も巻き込んでと言ったらしいのよね」

 

「あ、そうなんですね」

 

「そうなのよね私的には紫藤なのは嵩の方がイヨ達の海鳴市を流用して試練用のミニイベントを作ればいいから楽なんだけどね」

 

「ああ、成程」

 

「でも過去の紫藤直哉も参加させるとなると・・・必然的に融合世界で起きた事件を再利用せざるえないじゃない?」

 

「確かにそうですね。トワ僕達がラ・ギアスや神山さん達の時代に跳んだあの件も融合世界の事件として扱うんですか?」

 

「ええそうよ」

 

「ねえ、直哉試験的に使える事件は無いかしら?」

 

「メルクさんの希望らしいです」

 

「ああ、思い出したメルクの馬鹿野郎ーーーまた何で僕まで巻き込まれなきゃいけなくするんだ」

 

「そりゃなのはを止められなかった責任はあるけどさ・・・」

 

「気が付いたらメルクさんへの愚痴かあ。まあ気持ちはわからなくはないけど」

 

響がもう1人の紫藤直哉の言動を見てそう言う。

 

「メルクさんもトワのようにしてるんですね」

 

獅童光がそう言う。

 

「仕方ないかな。メルクさんはトワさん達のお母さんだからね」

 

花寺のどかが、光にそう教える。

 

「直哉君どうする?」

 

響が融合世界の直哉に聞く。

 

「そうですね。守護者向けの報告は終わりましたから響さんと光さんはもう1人の直哉さんを部屋に連れて行ってください。そしてこれから僕とゆいさんとのどかさん達を連れてゼムリア大陸の方に行きますので」

 

「「ええーー」」

 

「ゼムリア大陸に行くってもういけるの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ああ、響さんが考えているような長期滞在は完全封印の影響でまだまだ出来ませんが、守護者同伴ならその影響を軽減してくれるのでトワが」

 

「「「成程」」」

 

そう言う事で、エステルさんにも伝えないと意味がないのでそれに和実ゆいさんは、飛鳥ちゃんの代わりに守護者見習いなので連れて行く事で色んな意味で勉強になると思うので」

 

その後守護者達は別れてそれぞれの目的地に向かうのだった。

 


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