新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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今回の話には自分の完結している作品の話の一部を載せています


消えたメガビョウゲーンと紫藤直哉の過去2

「そして3つめが名のなき世界です」

 

 

「3つめの世界は紫藤直哉と米田健二の二人しか知らない世界です」

 

「「それはどういう事なの」ラビ」

 

のどかとラビリンは飛鳥の言葉に疑問を持ったので飛鳥に聞いた。

 

「実は佐谷直哉と言う人物が3つめの世界の米田健二の分身が彼で、彼の人生は他の二人にくらべたら最悪だったの」

 

皆さん薫さんと直哉君を助けましょう」

 

「ええーーアイリスめんどくさいよ、それにもうすぐお兄ちゃんが復帰するんでしょ」

 

「そうですわね、別にあの二人が、いなくても良いわけですし」

 

「すみれさん、アイリスなんてこと言うんですか」

 

「長官も何とか言ってください。元はといえば、貴方が原因ですよ米田司令」

 

「貴方が二人をここに呼ばなかったら、こんな事にならなかったんですよ」

 

「それで、さくらお前はこの俺に何をやらせたいんだ?」

 

「俺にあの二人を救出させるための命令を言わせたいのか?」

 

「そうです、早く出してください」

 

 

「さくら、それは拒否させてもらうぞ」

 

!!

 

「何ですって!!」

 

「あの二人が捕まったのは、二人の責任だからな、わしには関係ない。わしは二人に関して守る気もない」

 

「無論お前達と帝都に住む人々は別だがな」

 

!!

 

「米田長官いい過ぎですよ、何で、薫さんや直哉君に対してそこまで言えるんですか?」

 

「なら何で、二人を呼んだんですか?」

 

「使えると思ったからだ」

 

「もういいです。何で直哉君や薫さんだって人間なんですよ、それを使えないからってすぐ捨てるですって、ふざけたこといわないで下さい」

 

 

 

「そうかなら、さくらお前だけで、二人を救出して見せろ」

 

「わかりました」

 

さくらは、地下司令室を出た。

 

 

「「なっこれは」」

 

「この映像は私達のパパ取りたいママが佐谷直哉さんの世界に行った時に持って帰った映像の一つです」

 

 

「ちょっと待ってあの米田さんがそんな事をするなんて信じられない」

 

自分の知る米田一基映像の米田一基の違いに驚いていた。

 

その頃エステル達は・・・

 

 

「あ、エステルお姉ちゃん。いらっしゃい」

 

 

「皆大丈夫だった?」

 

「うん見たことない魔獣だったけど皆無事だったよ」

 

 

「そうなのね、テレサ院長はいるかしら」

 

「うん隣の部屋にいるよ」

 

そしてエステル達はテレサ院長に会うため隣の部屋に行った。

 

 

「「「「こんにちは」」」」

 

「あら、エステルさんとヨシュアさんそれに・・・」

 

「エステルさんとヨシュアさん今日はどうしたんですか?」

 

テレサ院長がエステルに聞く。

 

 

「今回テレサ院長と孤児院の子供達が見たことない魔獣を見たと言う情報を聞いたのでその確認をしに来ました」

 

 

「ああその件ですか」

 


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