「ちょっと貴方の叔父さん規格外なんですけどーー」
「ああ、それは・・・そうだよね其反応になるよね」
ひなたが小さな声でそう呟く。
「確かに叔父さんの能力は異常です。それは認めます単身で異世界に行けたりその世界で悪役に徹するだけでその世界に害を与えなく行動をする事が出来るんですから」
説明をしている直哉も若干呆れながら説明を続ける。
「どちらにしろ、叔父さんがゆいさんの世界に行っていないと断言は出来ないので・・・」
「そして叔父さんは融合世界である事件が起きて以降行方不明なので」
「・・・成程ね、直哉は私とゆいとコメコメを融合世界に来たのは貴方の叔父さんが、連れて来たと考えてるのね?」
「ええ、夏海まなつちゃん達の場合は僕達の敵として動いてましたけど、あの時は叔父さんが動いてなければ、融合世界が消滅の危機になっていたので」
!!
「まあその辺りはその内に言うとして、もうすぐお祭りが始まるので、ゆいさんとローズマリーさんはこの世界の食べ物を堪能して下さいね」
「「ええ」うん」
暫くして・・・
お祭りが開始して・・・」
「直哉君ごめんパンケーキの材料の予備を持ってきてくれる」
「はいわかりました」
直哉がひなたのお姉さんのお店を手伝いをしている頃・・・ブンドル団のジェントルはすこやか市の外れの地点にいた。
「すまないいつもお前の力を借りてしまって」
「いや気にするな、お前とキュアプレシャス達をこの世界融合世界に連れて来てしまったのは俺の責任だしな」
「ブルー・・・」
そしてブルーは思考の海にダイブをした。
「よう、来たな直哉。お前が死んでいて驚いたぞ」
「隼人叔父さん。ここに僕達を呼んだ理由は、何ですか?」
「そう結論を焦るなよ。今回の大神一郎誘拐事件に16番目のプリキュア世界の連中が、強制的に働かされている」
!!
「まあエルダは、夏海まなつ達によって解放されたようだがな」
「「「「「まさか」」」」」
直哉達は隼人の言葉に驚きを隠せないでいた。
「考えても見ろよ直哉。大神一郎が通常の上級降魔に簡単に捕まると思うか?」
「それはそうですけど・・・まさかヤラネーダの能力を使っての誘拐事件だったとは」
「まあ、あとまわしの魔女も異世界人のやる気でも集まれば都合が良いのだろうよ」
「可能性の話だが、あとまわしの魔女も融合世界に来るかもしれんぞ大神一郎を助けようとするとな」
「何故なら、大神一郎が乗っている船がいる場所は、16番目のプリキュアの世界の海の中だからな」
「「「「「ええーー」」」」」
ブルーの言葉に、直哉達は驚きを隠せないでいた。
「現時点で深く考えたくないが、俺が直哉と別れてからの後の事をレイ達に聞いてみるか?その為に奴等の元に和実ゆいとコメコメを転移させたんだからな」
「ブルーどうしたのだ?」
「ああ、すまん今後の事を考えていた」
「今後の事を?」
「ああ、今の融合世界はジェントルお前やキュアプレシャスの出現により世界の常識が変わったのさ、その為の今後の行動を俺は考える事があるのさ」