映像再開・・・
改めて自己紹介をさせてもらうよ、僕達は、並行世界から来た人間だと考えておいてくれ」
「「「「「「「並行世界---」」」」」」」
「僕の名は、紫藤直哉、そして彼女は・・・」
「真宮寺さくらです.皆さんよろしくお願いしますね」
「「「「「「えええーーーさくらがーー増えたーーー」」」」」」
「私がもう一人いる」
「皆落ち着いてよ、並行世界から来たのなら、さくらお姉さんが、二人になってもおかしくは無いから」
「「「「そうなの?」」」」
「うん、だから落ち着いてね」
「「「「「「了解」」」」」」
「すいません直哉さん僕は隊長代理をしています。佐谷直哉と言います」
「よろしくお願いします」
そして直哉達は、お互いの事をゆっくり話し出したのだった。
「成る程直哉さんは別の世界に仲間達と跳ばされ、戻る時に、手違いで僕達の世界に来たのですか?」
「そういう事になるね」
「それじゃあ今は、自分の世界に戻れねえのか?」
カンナが直哉に聞く。
「ああ、そうですねちょっと今は、自分達の世界には戻れないですね」
「そうか・・・」
映像終了
「これが飛鳥ちゃん達のお父さんの時の直哉君なのね」
「確かにすこやか市に居るときの直哉より大人ラビ」
「この頃のパパはのどかさんとラビリンが知ってるパパとは違うからね」
「そうなの?」
のどかが飛鳥に聞く。
「うん、あの頃のパパは自分の体を任意で若返らせたり歳を増やしたり出来ないからね」
「「ええーートワ」さんにしてはサービス悪いラビ」
「それには理由があるの、その頃は担当の神がトワではなくてメルクさんだったからよ」
(ああ、過労死で死んだ神様だったラビか」
「うわああ、どうせ私は過労死で死んだ神ですよーーうわああ」
!!
「「「メルクさんどうしてここに」」」
「ああ、ごめんね飛鳥にのどかメルクがどうしても飛鳥と薫に会いたいと言うから連れて来たんだけど・・・タイミングが最悪だったわね」
「あはは」
のどかはトワの言葉に苦笑いをする。
「そう言えばのどかとラビリンはどうして飛鳥達といたの?」
「それは融合世界の前の世界の少ししか知らない私達だからその前の分裂していた時代の事を知りたくて」
「成る程ね飛鳥からどこまで聞いたの?」
「紫藤直哉さんが佐谷直哉君に出会った頃ですね」
そしてトワが語りだす。
なら私の実家に、来てくださいな」
「「ええーー良いんですか?僕達をこんなに簡単に信用して?」」
「良いんですよそれに、貴方達を帝劇に案内するより貴方達の安全が確保出来るので」
「「え、どういう事?」」
「「・・・実は」」
佐谷直哉ともう一人のさくらが直哉達に伝えた。
「直哉君向こうの量子甲冑から通信が来てるよ?どうする」
「え、通信が?じゃあ・・・」
その時この世界の米田から通信が来た。
「直哉、通信は無視しろ、あれはお前達の敵だ破壊しろ。以上だ」
「さくらお姉さん通信繋げて」
「了解」
「「えええーーあの時僕達の破壊命令が出ていたのか」」
思わず驚いた直哉とさくらだった。
「そして紫藤直哉と真宮寺さくらはしばらくの間佐谷直哉の世界に滞在することになったの」