新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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これからの行動について特別編 緊急イベント開催についての説明後編

「ああ、それは・・・余り言いたくないが過去の紫藤直哉とこちらのダグラス社の社長と会っていたとしたら・・・そしてダグラス社の社長が、過去の世界に跳んでいたら?」

 

「いやいやあり得ないですよ。確かに帝都内では自由に行動をしても良いとトワが許可したとしてもその間で、直哉さんがダグラス社の社長にあったとしてもそもそも直哉さんの世界では、ヤフキエル事変は終わっている筈ですし」

 

「確かに普通ならそう考えるが、あの頃の真宮寺直哉と紫藤直哉は自由過ぎるから信用は出来ん」

 

「おいおい、仮にも管理者自身が選んだ人格で2人はそれぞれの世界を託したレイさんが2人を否定していいのか?まあ、あの当時を知る人達でここにいるのはレイさんだけだから言えるんだろうな」

 

「うんどうした?」

 

「いえ、レイさんがかなりきつい言葉であの2人の事を言うので、驚いただけですよ」

 

「ああ、すまんあいつらの事初期から知っているからついついな」

 

「はあ、そうなんですね。僕としては一応先輩にあたる人達ですよね」

 

「うむ立場ではな。だが直哉の言う意味の後輩としては、隼人の方だぞ」

 

「直哉の生まれについてはヒーリングアニマル達に協力して貰ったから」

 

「ああ、そうでしたね」

 

「しかしダグラス社の社長はどこに消えたのでしょう?」

 

「それがすぐにわかるなら、こんなオリジナルイベントをする事はしないぞ」

 

「確かに・・・今回のイベントは、ウバウゾー以外のプリキュアの敵を作れる人物達が帝都に現れるので」

 

「そう言えばそうだな。よしフィーネにも協力して貰うか、響達のやる気を出させる為に」

 

「直哉グレ響とシンフォギア世界のシンフォギア奏者に連絡できるか?」

 

「え、どういう事です?連絡は出来ますけど、一応あの4人は融合世界のシンフォギア世界とは違う並行世界の住人ですよ」

 

「今回は彼女達に協力して貰うほどの案件とは思いませんが」

 

「それに大人数を呼ぶのは大丈夫ですか?」

 

「ああ、それは・・・構わん。一度帝都で特殊遊撃部隊のメンバーとして戦闘をした事がある奴なら、参加させるだけなら簡単だ」

 

「成程わかりました」

 

そして直哉はレイにグレ響達の連絡先を伝え、そのまま話し合いが終わった。

 

「さてと、現時点で特殊遊撃部隊にいる人達を集めるかな」

 

直哉はそう言いながら全員を集め説明をした。

 

暫くして・・・

 

お墓戦艦内直哉の自室・・・

 

「直哉ちょっといい」

 

「はい、何ですかローラさん」

 

「ねえ直哉・・・貴方がキュアオアシスじゃない?」

 

!!

 

「どうしてそう思ったんですか?」

 

「似てたのよ私達を助けてくれた時・・・」

 

ローラが話し出す。

 

プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

GAOON

 

「「「「「ええーーここに来てメガ降魔」」」」ですって」」」」」」

 

「直哉さん大丈夫ですか?」

 

オアシスが直哉に聞く。

 

「ええ、まだ大丈夫です。バトラーがメガ降魔を出した事で彼女達が介入する切欠が出来ましたからね」

 

「あの時はキュアオアシスの行動に違和感を感じたの」

 


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