ご了承ください。
「ああ、わかった二つの帝国華撃団の指揮は、俺に任せろ」
ついに後にヤフキエル事変と言われるようになる事件の最終決戦が始まった。
「そんな感じで、7人世界と幼馴染世界の2つの帝国華撃団が倒したんですよね?」
「ええ、そうよ直哉」
「その話と緊急連絡に何の関係があるんですか?」
直哉がトワに聞く。
「・・・ダグラス社の社長のブレント・ファーロングの死亡が確認されたわ」
!!
「どうして彼が死んだのですか?」
「その検証はまだやれてないからこれから始めるのだけど、ブレント・ファーロングを殺した犯人は黙示録の三騎士かもしれない」
「え、黙示録の三騎士ですか・・・まあ、ヤフキエル事変に関わる彼等ですが、雇い主のブレント・ファーロングを殺す理由がありませんが?」
大帝国劇場前・・・
「早く出て来い、真宮寺姉弟」
「慌てるなよパトリック・ハミルトン」
「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」
!!
二人の全体必殺技が4人を襲う。
「惜しかったね、僕たちの虚を突いたつもりだろうけど、僕達にそう言うのは聞かないよ」
白騎士がそう言うが、白騎士たちは視界が晴れた時その事実に驚愕したのだった。
「帝国華撃団参上!!」
「馬鹿な!!我等の主ブレント様の策で分断されたはず何故全員揃っているんですか?」
「さあな、何故だろうな、だがこれで、前力でお前にやられた借りを返せるよ」
「行くわよ直哉君」
「うんお姉ちゃん覚悟しろ、パトリック、そして黙示録の三騎士」
「「「舐めるな、小僧がああ」」」
そして、戦いが始まった。
「へえー貴方がパトリックさんですか?貴女の守護者である3人は真双焔武に夢中のようですから、貴方の動きを、封じますね」
「な、何をする気ですか?」
「さくらちゃんお願い」
「うん」
桜武の一振りが、パトリックの両足の骨を砕いた。
「ぎゃあああああ。痛い、痛い痛い」
!!
「パトリック様」
パトリックの悲鳴を聞きつけ、赤騎士が、桜武と対峙した。
「貴様許さんぞ!!よくもパトリック様を」
「今ですマリアさん」
「了解」
マリアの神武からはなたれた銃弾がパトリックの心臓を貫いた。
「あ・・・が、私がこん・・・な・・所で・・・」
パトリックの絶命と同時に巨大ヤフキエルが現れ、三騎士は何処へ消えていた。
あの時はダグラス社の社長と良好な関係でしたよ。パトリックが死んだら撤退しましたけど・・・」
「ええ、初期の頃はそうだったわ。でも白騎士と赤騎士はあの頃のあれで変化が起きたみたいね」
その頃守護者と白騎士は・・・
「「「はあ、はあ」」」
「ふふ、そろそろお姉さん達限界かな?」
「認めたくないけどこれ以上は・・・」
フォンテーヌがそう言う。
だがその時白騎士に連絡が来た。
「何赤騎士もうすぐパトリック様の欲しい物を持って帰るよ」
「すまん白騎士パトリック様は帝国華撃団に殺された」
「はあ――どういう事だよ」
あの時にグレース達出会ったから黙示録の三騎士に変化が起き始めたと考えてるわ」
「仮にトワの言う通り僕の力を手に入れる為のあれ自体が駄目だったと言う事ですか?」
「いえ私が問題視してるのはその後の事よ。あの時のタイムスリップはのどか達や貴方に直接見て欲しいと言う気持ちもあったからね」
「成程・・・まさかトワが問題視してるのは」
そして直哉が思い出す。
「どうしたの?直哉君」
「いえ何でもないですよ。のどかさん、ジェミニさん今何年ですか?」
「え、今年は1927年だよ。それがどうしたの君?」
ジェミニが直哉に聞く。
「ふむ、ジェミニさん信じられないかもですけど、僕達は約93年後の未来から来た可能性があります」
「ええ――未来からーー」
「はい、そうです」
そう言って直哉は、ポケットから携帯を出してジェミニ見せる。
「うわあ、何それ見た事無いよ」
「ええ――携帯見た事無いの?」
ひなたがジェミニ言って自分のを取り出す。
「あれそれ形が違うね」