「それで直哉君私達の行動については当初の予定のままで良いの?」
3組のプリキュアを代表してちゆが直哉に確認する。
「ええ、そう言う考えで良いですよ。ただブルーの元にブンドル団の幹部nジェントルーさんがいるのは誤算ですが・・・ジェントルーさんがブルーの元にいると言う事は3組のプリキュアの敵だった。メガビョーゲン、ヤラネーダ、ウバウゾーを同時に出現させる事で広範囲に動く事も可能だと言う事です」
「「「「確かに」」」確かにね」
「私とゆいはブルーを映像でしか見てないけどキュアグレース達の敵の尖兵のメガビョーゲンとキュアサマー達の敵の尖兵のヤラネーダを使えるのは脅威だわ」
「私もそう思ったよ。それとデリシャスフィールドがない戦いばっかりだったし」
ローズマリーとゆいがそれぞれ言う。「それを言うなら私達もあのフィールドが欲しいよ」
まなつがそう言う。
「そうねあのフィールドを使えたら街への被害も抑えることが出来るわね」
「それもあるが正体ばれの心配もしなくていいしな」
ローラと飛鳥が言う」
「確かにそうですね。ですがのどかさん達やローラさん達にそう言う能力がないのは、メガビョーゲンは地球を蝕む事が目的ですよね?そしてヤラネーダは人間のやる気を奪う事を目的にしている以上、デリシャスフィールドみたいな異空間で戦う意味がありませんよね」
「「「「「「「「「確かに」」」」」」」」」
直哉の説明を聞いた全員が納得する。
「では直哉特殊遊撃部隊は、このまま帝都に残りブルーが送って来るメガビョーゲンヤラネーダ等を、大神さん抜きの帝国華撃団と協力していくと言う事で良いんですね?」
アスミが直哉に聞く。
「そうですね。大まかな流れとしては、ただヤフキエル事変が起きれば特殊遊撃部隊としての仕事は終わりですね」
「やっぱりそうなるんだね」
「「ええーー」何でよ」
「敵がいるのに戦わないんですか」
「ええ、基本ヤフキエル事変の敵とは戦いませんよ。まなつさんとローラさん」
「その理由はまなつさんとローラさんは経験している筈ですよ」
直哉にそう言われまなつ達は思い出していた。
「ふう、ただいま皆」
「「「相変わらずガングニール・シャドーは、規格外だな」」」
翼と奏とクリスがしみじみに言う。
「うわあ、響さん凄い早いし強いですね」
サマーが言う。
「ありがとうサマー」
「しかし響さん。私達は本当にヤラネーダやノイズが出るまで、帝国華撃団の前に出なくていいんですか?」
キュアフラミンゴが響に聞く。
「うん、それでいいよあくまでも帝国華撃団がメインでないと困るからね」
「あ、響さん帝国華撃団の人達が先に進みだしました」
「ありがとうコーラル、それじゃ私達も行こうか」
そして響達も動き出した。
「ねえ、皆」
「「「どうしたの?」」何だ?」
「改めて直哉さん達は凄いね、ここは融合世界だけど特殊遊撃部隊が目立っても良い筈なのに帝国華撃団がこの事件を解決できるように動いてるのは」
「そうだね」
「そうね、特に私達の世界の時が大変だったと思う。直哉さんにとっては」
「そうね、それで私達に新生帝国華撃団のメンバーを預からせてなるべくその世界に悪影響が出ないようにしてたわね」
「まあ、直哉さんの体調面でそうせざるえなかったのもあったが」
「プリキュアの皆話はそこまでだよ」
「あ、そう言えば響さんが言ってたような気が・・・」
「そうですヤフキエル事変は帝国華撃団にとっても必要な戦いなので、トワさんやレイさんからも介入は控えるようにと言われているんですよ」
「「「「「成程」」」」」