「ねえ、皆」
「「「どうしたの?」」何だ?」
「改めて直哉さん達は凄いね、ここは融合世界だけど特殊遊撃部隊が目立っても良い筈なのに帝国華撃団がこの事件を解決できるように動いてるのは」
「そうだね」
「そうね、特に私達の世界の時が大変だったと思う。直哉さんにとっては」
「そうね、それで私達に新生帝国華撃団のメンバーを預からせてなるべくその世界に悪影響が出ないようにしてたわね」
「まあ、直哉さんの体調面でそうせざるえなかったのもあったが」
「プリキュアの皆話はそこまでだよ」
「あ、そう言えば響さんが言ってたような気が・・・」
「そうですヤフキエル事変は帝国華撃団にとっても必要な戦いなので、トワさんやレイさんからも介入は控えるようにと言われているんですよ」
「「「「「成程」」」」」
「直哉さん良いかしら」
「何ですかローズマリーさん」
「貴方の言い方だとヤフキエル事変でどんな事が起きるか知ってるの?」
「ええ、知ってますよ。僕とのどかさん達4人は・・・知ってると言うか見てましたから過去の世界で」
「そう言う事ね・・・」
「ええ――ずるいよ」
「私も見たいです」
「まなつちゃんそんな無茶は駄目だよ」
「そうだぞまなつ過去の世界の映像があるわけ・・・」
「「「あはは、あるけど見る?」」」
!!
「「「「あるんですか?」」」」
「みたいみたい」
そしてヤフキエル事変の鑑賞会が始まった。
「早く出て来い、真宮寺姉弟」
「慌てるなよパトリック・ハミルトン」
「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」
!!
二人の全体必殺技が4人を襲う。
「惜しかったね、僕たちの虚を突いたつもりだろうけど、僕達にそう言うのは聞かないよ」
白騎士がそう言うが、白騎士たちは視界が晴れた時その事実に驚愕したのだった。
「帝国華撃団参上!!」
「馬鹿な!!我等の主ブレント様の策で分断されたはず何故全員揃っているんですか?」
「さあな、何故だろうな、だがこれで、前力でお前にやられた借りを返せるよ」
「行くわよ直哉君」
「うんお姉ちゃん覚悟しろ、パトリック、そして黙示録の三騎士」
「「「舐めるな、小僧がああ」」」
そして、戦いが始まった。
「へえー貴方がパトリックさんですか?貴女の守護者である3人は真双焔武に夢中のようですから、貴方の動きを、封じますね」
「な、何をする気ですか?」
「さくらちゃんお願い」
「うん」
桜武の一振りが、パトリックの両足の骨を砕いた。
「ぎゃあああああ。痛い、痛い痛い」
!!
「パトリック様」
パトリックの悲鳴を聞きつけ、赤騎士が、桜武と対峙した。
「貴様許さんぞ!!よくもパトリック様を」
「今ですマリアさん」
「了解」
マリアの神武からはなたれた銃弾がパトリックの心臓を貫いた。
「あ・・・が、私がこん・・・な・・所で・・・」
パトリックの絶命と同時に巨大ヤフキエルが現れ、三騎士は何処へ消えていた。
映像停止・・・
「これが過去の世界の2人の直哉さんサイドの映像です」
そう言って直哉はもう1つの映像を再生した。
「まさか、貴方が、今回の黒幕とはな、ダグラス社社長のブレント・ファーロング」
「フフ、その通りです。今回の騒乱は、私が、陸軍を動かしましたよ。米田一基」
「お前さんの目的は何だ?」
「只私は、嫌いなのだよ、帝都を偽善のまま守る彼女達帝国華撃団がね」
「何だと!!」
「まあ帝国華撃団が大事なお二人さんに良いもの見せましょう」
ブレント・ファーロングがそう言うと、巨大なスクリーンが現れ、帝都各地で戦う花組とヤフキエルとの戦いが写った。
「「こ、これは」」
「そうです今帝と各地では、ヤフキエルの戦闘デモンストレーションを行っています」
「相手は、帝国華撃団にして貰ってますが、おかしいですね、帝国華撃団最強の機体真双焔武が見えないですね」
ブレント・ファーロングは、そう言うが、米田は動揺は無かった。
「お前さんの目は節穴か、真双焔武なら、お前さんの配下である黙示録の三騎士と戦っているぞ」
「馬鹿な!!私の陽動に乗らなかっただと」
「だが、1対4で勝てるかな?」
「ついでに言うが7対4だぞブレント・ファーロング」
「なっ馬鹿な、帝国華撃団は陽動で、各地で戦っているはずだ」
「ああ、お前の策は成功したよ、だがなそれは、あくまでこちらの世界のだがな」
「どういう意味だ米田」
「お前さんは、俺と直哉の罠に嵌まったのさ」
「・・・」
「今真双焔武と、戦っている帝国華撃団はな、お前さんの計画を潰す為の俺たちの切り札なのさ、ブレント・ファーロング覚悟するんだな」
「おのれえええ許さんぞ、米田一基」
映像停止・・・
「この米田さんと話していた男性がヤフキエル事変の黒幕社長です」