「この騒動中にワイズマンはこの世界でフィーネが作り出した亜種型メガビョーゲンの記録を見つけ、私達特殊遊撃部隊を足止めをする事が彼の目的かも知れません」
「本人は研究を中心にしてるわよ。そして錬金術師達には夜叉と降魔に任せてると思うから」
「確かにその可能性はありそうですね」
「でしょう。そして本来ならエステルと新生帝国華撃団を派遣する形で良いと思うけどグレ響があれだから、こちらの響と新生帝国華撃団に向こうのシンフォギア世界に行ってもらうのはどう?」
「確かにヤフキエル事変関連のイベントを優先的に考えると、そう言うチーム分けの方が良いように思えますけど・・・」
「やはり気になる?」
「それはそうですね今まで守護者だけを別世界に送り込む形はなかったからですね」
「そう言えばそうだったわね。例外として響も別世界の住人なんだけど本来の融合世界にいる筈だった、立花響がいないから代役でやってるんだけど、もはや代役じゃないよてぐらいに馴染んでいるしね」
「そうですね」
「翼お前も自己紹介しようぜ。同じシンフォギア奏者で私達の後輩なのだから」
「ちょっ奏やめてよ。私はまだ認めてないんだから」
「ああ、成程こちらの風鳴翼さんには、私の説明がされてないんですね」
「ああ、すまない響君翼は、君達が私達の世界を救ってくれた後に目覚めて、まだ紫藤直哉君や、響君について話せていないんだ」
「わかりました。風鳴翼さん私は、この世界の人間ではありません。簡単に言えば、並行世界の人間です」
!!
「私の世界では、2年前にコンサート事件により天羽奏さんのギアの欠片が心臓に刺さり、私はガングニールを纏う事になりました。ですが、私は生存者狩りにあい、そこで、弦十郎さんも言っていた。紫藤直哉さんに会い、私は死ぬ事をやめる事になりました」
「本来なら生存者を助けるように動いてもいい筈の貴女達は全く動いてくれませんでしたが」
!!
「そんな叔父様が」
「元の世界の事なんで気にしないで下さいね翼さん」
「あの頃はそう言ってましたけど・・・」
「行くよコーラル」
「うんサマー」
「ハートルージュロッド!」
「プリキュア!おてんとサマーストライク!」
「ハートルージュロッド!」
「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」
「今だよパパイヤ、フラメンゴ」
「ハートルージュロッド!」
「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」
「ハートルージュロッド!」
「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!」
「今だよクリスちゃん合わせて」
「おう」
プリキュアの浄化技に合わせるように響とクリスがノイズヤラネーダにシンフォギアの力を同時に当て、ノイズヤラネーダを浄化していく。
「「「「やった、直哉さんの言う通り左側にヤラネーダの力の源があった――」」」」
「おいおいまじで私のシンフォギアの力で倒せたぞ。ノイズヤラネーダを」
「正確には、ノイズヤラネーダのノイズの力を使われないように同時に攻撃しただけどね」
「身も蓋もない言い方はやめろよ響」
「あはは、ごめんクリスちゃん」
「でもこの頃の響さんは、自分が代役と言うのを忘れて交流をしてるように見えますね」
「確かにそう見えるわね・・・」
トワがそう言う。
「まあ、それが本人にとって良ければ良いのですけど」