「もしもし直哉君聞こえる?」
「ええ、聞こえますよあやめさん」
「良かったわ直哉君今何処にいるの?」
「ええ、僕達はメガビョウゲーンが出現したと思われる芝公園に向かう途中ですけど」
「何ですって、メガビョウゲーンも芝公園に現れたの?」
「あやめさん。その言い方はまさか、メガビョウゲーン以外に芝公園に現れたのですか?」
直哉があやめに確認をする。
「ええこれを見て」
そう言ってあやめは司令室の様子を直哉達に見せる。
椿状況はどうなっている?」
「はい、芝公園内にある帝都タワーから、あり得ないのですけど天海が使っていた魔装機兵と酷似した霊力を感知したので緊急出撃のサイレンを鳴らしました」
「天海がまた動き出したのかい?」
カンナがかすみに聞く。
「いえ、あの戦いの後から今日まで黒乃巣会の動きは感知していません」
「じゃあ何ですの?黒乃巣会の偽物が芝公園にいるんですの?」
「いや違うなこれはあやめ君至急直哉に連絡を磯いてくれ)
「わかりました」
そしてあやめは紫藤直哉と連絡を取るために地下司令室を出て行った。
「米田司令どうして直哉君に連絡を?)
さくらが米田に聞く。
「恐らくこの一件は蒼き刹那が関わりを持っていると思われるからだ」
「成る程米田司令は今回の背後にいるのが刹那と予測しているんですね」
「その予測は当たってるかもしれません。とにかく僕達も芝公園に向かうので一度通信を切りますね)
「わかったわ)
そして直哉はあやめとの通信を切った。
「お待たせしましたのどかさん」
「のどか、行くラビ」
スタート」
「プリキュア ・オペレーション」
「「キュアタッチ」」
「エレメントレベル上昇ラビ」
「「重なる2つの花」」
「キュアグレース」
「ラビ」
その後直哉はグレースのヒーリングステッキに吸い込まれるのだった。
だがその時再び直哉通信機がなり直哉が通信にでると今度の通信相手はリベール王国のクローゼ姫殿下だった。
「クローゼさんどうしました?響さん達に何かありましたか」
「ええ実は・・・」
響達がグランゼル城を後にしてから数時間後・・・
事態が動き出した。
「大変です姫様」
「何事ですか?」
「リベルアークにワイスマン達以外の人物達が侵入したと言う事ですラッセル博士達がリベルアークの監視をしていたとき起こったそうです」
「何ですって、その侵入した人達は姿を見ましたか?」
「ええ、どうやら紫藤直哉さんが着てるような服の二人だそうです」
!!
「至急紫藤直哉に連絡をします」
「わかりました姫様」
!!
「なっそれは本当ですか?クローゼ姫殿下?」
「ええ、事実です」
直哉はクローゼの言葉に衝撃を受けていた。