「あ、すみれの機体があの時のマリアの機体様に変化しているよ」
アイリスがすみれの機体を見てそう言った。
「「「「何だってーーー」」」」
カンナ達はアイリスの言葉に驚きつつもさくらに呼びかけた。
「さくらーー今すぐすみれの機体から離れろーー」
「ええ、了解」
カンナの呼びかけに応じたさくらがすみれの機体から離れるとすみれの機体がかつてマリアの機体に起きた姿に変形した。
そしてカンナ達はあの当時の事を思い出していた。
やはり、そういうことですか、グレースもう一度お願いします」
グレース」
「エレメントチャージ」
『キュン、キュン、キュン、』
ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。
「「ヒーリングゲージ上昇」」
「プリキュア 、スカイヒーリングフラワー」
「「これは」ラビ」
「グレースさんとラビリンメガ光武にには恐らく霊力による障壁が見えないように存在しているから、恐らくプリキュアだけの力では届かないんです」
「なああんたあんたの技でならすみれを助ける事は出来るだろうやってくれねえか?」
カンナがグレースに言う。
「ええ理論上は出来ると思いますが・・・」
「何か問題あるのか?」
カンナがグレースに理由を聞く。
「グレースさん僕なら大丈夫ですよ。早くすみれさんを助けましょう」
「でも直哉君の霊力こちらに来るまでに消耗してるけど大丈夫?」
グレースは直哉と話ながらその時を思い出していた。
どういう事直哉君?」
「恐らくあのメガビョウゲーンはメガ光武の力をアレンジしたメガビョウゲーンだと思います。メガ光武は霊力でプリキュアの技を無効にしていましたが、目の前にいるメガビョウゲーンはプリキュアの技に対する抗体持つウイルスと考えれば」
「「そうか」ラビ)
そしてグレースとラビリンは何かに気がついた。
グレース」
「エレメントチャージ」
『キュン、キュン、キュン、』
ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。
「「ヒーリングゲージ上昇」」
「プリキュア 、スカイヒーリングフラワー」
「ふん、無駄なことをやれメガビョウゲーン奴等の攻撃を消滅させろ」
グワイアルはメガビョウゲーンに命令する。
「メガビョウゲーン」
そしてメガビョウゲーンもグワイアルの命令通りスカイフラワーを無効しようとしたが出来ずにメガビョウゲーンに当たりメガビョウゲーンは浄化された。
「ヒーリンググッパイ」
「大丈夫ですいざとなったら飛鳥の霊力を貰いますから」
「うんいいよパパ」
桜武と共に姿を消している飛鳥が答える。
そしてグレースは決意をした。