「皆お疲れさん」
「司令すみれさんは?」
「ああ今は医療ポットの中で治療をしている」
「そうですか」
さくらの言葉と同じタイミングで安徳するカンナ達だった。
「また君達に助けられたなキュアグレース。ありがとう」
「いえ私達はこちらの中心世界の皆さんに迷惑をかけてますし、そんなお礼なんて・・・」
「しかしよ何で今回は一人だったんだ?」
カンナがグレースに聞く。
「ええとそれは・・・」
「その質問には私がお答えしますよ」
そう言って飛鳥が帝国華撃団の前に現れた。
「おめえは一体?」
「私は紫藤直哉さんをサポートするために派遣された者です」
「何直哉をサポートするためにだと?」
「ええ、そうですよ米田一基さん」
「君とは初対面の筈だがどうしてワシの名前を知っている?」
「何故私が米田さんの名前を知っている理由は私達にとっては血の繋がりは無くても本当のお祖父さんのような人でしたから」
!!
ワシが君のお祖父さんだとーー」
米田は飛鳥の言葉に驚いていた。
「ええ、そうですよ特にお母さんがヨシュアにお世話になりましたから」
「私の名前は、紫藤飛鳥と言います。私の父は紫藤直哉で母は、真宮寺さくらですから」
「「「「「何だってーーー」」」」」」
花組隊員全員と米田と藤枝あやめも飛鳥の言葉に驚きを隠せないでいた。
「あ、と言ってもこちらの紫藤直哉さんと真宮寺さくらの娘ではないですけどね」
「しかしよさくらが結婚かああいつは大神の獲物になると思っていたがなー」
「米田支配人何か言いましたか?」
そう言ってさくらが米田を睨む。
「ああ、何でもない。飛鳥の母であるさくらは元気なのか?」
「いえ私達の両親は私達が生まれた直後に殺されました」
!!
「何だと!!」
「私が死んでいるなんて・・・」
「まあ私達の過去の話はここまでですよ。私がここに来たのは、グレースさんと紫藤直哉さんがゼムリア大陸に向かう為の戦力の交代要因としてこちらに来たのですから」
「「「「「何だってーーー」」」」」」
「ゼムリア大陸にもメガビョウゲーンが出現し初めてプリキュアが全員揃わないと少し押されていますから」
「そんなにゼムリア大陸にメガビョウゲーンが出現しているのか?」
米田は飛鳥に聞く。
そして飛鳥は映像で今のゼムリア大陸を見せた。
フォンティーヌとスパークルの必殺技が二体のメガビョウゲーンを貫いた。
「「ヒーリンググッパイ」」
そして二体のメガビョウゲーンは爆発音共に元の姿に戻っていた。
「きーー悔しいあの欠片を無くさなければキングビョウゲーン様のご希望する実験が出来たのに」
「「「二人とも大丈夫?」」」
その時プリキュアの戦いに気がついた3人が合流した。
「「エステルさん響さん」」
「「何とか大丈夫です」」
「ちっ立花響が来たか、なら奴の出番よね。来なさいネフィリム」
「GOOO」
「「「「何なんだこいつは」」」」
エステル達とプリキュア達は初めて見るネフィリムに驚いていた。
「なっ何故シンドイーネがネフィリムを操れるの」
「さて何故でしょうねネフィリムやっちゃて」
「GOOO 」
そしてシンドイーネの命令通りネフィリムが5人に襲いかかる。
「くっみんな気をつけて下さい。ネフィリムは完全聖遺物なので」
「何その完全聖遺物は?シンフォギアより強いの?」
エステルがネフィリムと戦いながら響に聞く。
「ええスペック的には完全聖遺物が上です」
「しかし、シンドイーネがどうやってネフィリムを手に入れたんだろう?」
響はそこが疑問になっていた。
「そう言えば響さん以前もここでネフィリムと対峙したんですよね、その時と同じ方法は使えないんですか?」
「キュアフォンティーヌが響に聞く。
「それは無理だよフォンティーヌ」
映像終了・・・
「ご覧のようにメガビョウゲーンを操る者達もいろんなメガビョウゲーンを産み出していますからね」