「それは本当に?」
エステルがスパークルに聞く。
「うん、正確には中心世界とは別の世界に行った事のあるグレースから聞いたんだけどそれでもいい」
「ええ構わないわ」
そしてスパークルがエステルに話し出した。
その頃グレースと直哉は消えた仲間を探していた。
「成る程ね私達はネフィリムとイシュメルガによって吹き飛ばされて融合世界やゼムリア大陸の関係している過去もしくは未來に飛ばされているのは間違いないんだね飛鳥ちゃん」
「ええ間違いないですパパ、フォンティーヌとヨシュアさんがこちらのゼムリア大陸では未來に当たるクロスベルで起きている事件の時間軸にいます。」
「そしてエステルさんとスパークルさんと響さんがシンフォギア世界にいます」
「成る程ね」
「飛鳥ちゃんはそのままフォンティーヌとヨシュアさんと合流して恐らくリヘルアークの内部に二人が戻るとしたらそこになる可能性が高いから」
「それに二人に巻き込まれて特務支援課の方々が来る可能性がもあるから」
「わかりました」
そして直哉は飛鳥との通信を切った。
「それじゃは僕達は一度中心世界に戻りましょう」
「わかったわ」
「了解ラビ」
その頃中心世界では・・・
大帝国劇場地下指令室では花組のゼムリア大陸に着いた時からの映像を見ていた。
おい、これからあたい達はどうするんだ?」
カンナが考えている飛鳥に聞く。
「・・・あ、そうですね私達もあの空中都市に行きますよ」
「「「「「何だってーーー」」」」」
「あの空中都市に大神一郎さんとマリア・タチバナさんとイシュメルガがいますからね」
「せやけど、空中に浮いているやでどうやって行くんや?」
紅蘭が飛鳥に聞く。
「それはもちろん・・・空を飛んでですよ」
「「「「「何だってーーー」」」」」
「「何だってーーー」」
映像をみていた米田とあやめも飛鳥の言葉に驚いていた。
「たくあの時飛鳥の事を聞いたときは驚いたがあの子は紛れもない直哉の娘と言っていいかもな」
「そうですね司令」
そう言いながら二人は思い出していた。
その質問には私がお答えしますよ」
そう言って飛鳥が帝国華撃団の前に現れた。
「おめえは一体?」
「私は紫藤直哉さんをサポートするために派遣された者です」
「何直哉をサポートするためにだと?」
「ええ、そうですよ米田一基さん」
「君とは初対面の筈だがどうしてワシの名前を知っている?」
「何故私が米田さんの名前を知っている理由は私達にとっては血の繋がりは無くても本当のお祖父さんのような人でしたから」
!!
ワシが君のお祖父さんだとーー」
米田は飛鳥の言葉に驚いていた。
「ええ、そうですよ特にお母さんがヨシュアにお世話になりましたから」
「私の名前は、紫藤飛鳥と言います。私の父は紫藤直哉で母は、真宮寺さくらですから」
「「「「「何だってーーー」」」」」」
花組隊員全員と米田と藤枝あやめも飛鳥の言葉に驚きを隠せないでいた。