「ふうなんとか戻ってこれましたね」
「そうだね直哉君」
「それですぐにシンフォギア世界に行くラビ?」
「それはすぐには行きませんよ。もう一人の響さんに協力してもらわないと恐らく響さんのトラウマは彼女を苦しめるので」
「仮にシンフォギア世界の話が進行していた場合もう一人の響さんに代役をお願いすることにもなりますし」
直哉がそう言うと直哉の自宅に3人は戻って行った。
直哉の自宅では・・・
「「直哉どうして戻って来たの」」
「ああ、マサキさん戻って来たんですね?」
「ああルオゾールは融合世界の中にいるのは間違いないが、奴は姿を消したままだ。恐らく以前大帝国劇場に現れたヴォルクルスの言葉が聞いていると思われるな」
マサキとリィンがヴォルクルスにあったときの事を思い出していた。
米田司令大変です。高速で花組の戦場にやって来る物がいます」
「何だと‼」
米田は、かすみの報告に驚いているとその機体がやって来た。
「なっ本当にヴォルクルスの上半身がこちらの世界に出てくるとはな‼ルオゾールがいる時点でこう言うことを考えておくべきだったぜ」
「・・・フフ、サイバスターか」
!!
「「「喋ったぞ」にゃん」」
「君は一体?」
「お前達は帝国華撃団だったかお前達はミロクと言う奴を倒せ、ヴォルクルスは俺が相手をする」
くっ何て攻撃なの」
「あかん光武がもう限界や」
「なんつう一撃だよ。あり得ねえ」
「流石邪神と名乗るだけはあるわね」
「マリアさん何を悠長なことを言ってるですか?」
「このままだとやられちゃうよ。お兄ちゃん」
「安心しろ小娘共貴様等は運かない、先程の攻撃で死んでおけばこれからの地獄を味あわなくてすんだのにな」
「何だと‼」
「貴様等は弱いのだよ。邪神の我に敵わない位にな」
「くっ」
ヴォルクルスにそう言われ大神は悔しいと言う表情をする。
「おや、そこの人間よお前は、こちらの世界になぜ来ている?イシュメルガは滅びたのか?
「久しぶりだなヴォルクルス、イシュメルガはこちらに逃げたから俺もここにいる」
「成る程な、お前達がいるのであれば我の復活は後でもよかったと言うことか、まあなんにしてもこの世界の危機はまだまだ続くぞ」
「あの時のヴォルクルスの反応を知ったルオゾールが姿を消したと俺は判断しルオゾールを追いかけていたのだが融合世界を43週した時お前の家に帰り着いたのさ」
「「「43週もしたんですか?」」したんラビ?」
「相変わらず方向音痴だよね。マサキは」
「うるせえ、グレ響お前も今まで何処にいたんだよ」
「私は翼に翼に捕まったんだよ。そしてこちらの響の状況を知って直哉達が戻って来るのを待ってたんだよ」
「へえ響に何があったのか?直哉」
「ええ、実は・・・」
そして直哉が代表してマサキに説明をする。
「成る程ね、響が前の世界で左腕を食べられた事によるトラウマが再発して響が戦えなくなってるのか?」