その頃エステルとスパークルと響は・・・
「「ここは」」
「私達ネフィリムとイシュメルガによって吹き飛ばされてここに来たの?」
「エステルさんここは私達の世界に似ている。そんな感じがする」
「「ええーーそれは本当に」
エステルはスパークルの言葉に驚いていた。
「うんここは恐らく響の世界に違いはないと思う」
「確かにここはゼムリア大陸ではない世界で間違いないと思うけどさっきから賑やかな場所よね」
「確かに」
そう言ってスパークルは変身を解除してその会場付近を歩いてみた。
「ふーんツヴァイウィングと言うグループのコンサート会場かあ」
そう言いながらひなたはエステルと響の元に戻って行った。
その頃エステルと響は・・・
「うーんここは・・・」
「あ目覚めたのね響」
「エステルさん私は確かゼムリア大陸にいたのに」
そして響は思い出していた。
危ないわね。立花響。私は立花響は嫌いなのよね。偽善者だから」
!!
「「「「偽善者だってーー」」」」
シンドイーネの言葉に響以外の人達は驚いていた。
「どうしてシンドイーネが私の過去を・・・」
響は動揺していた。
「あらー立花響は偽善者なのよ知らなかった」
「確かに私はマリアさん達にも同じ事を前の世界で言われた事があるけど、それをどうしてシンドイーネが」
「それはこの欠片のおかげよ立花響、この紫の欠片の情報を使いネフィリムと村の前でお前達を襲った者達を作り出したのよ」
そう言いながらシンドイーネが興奮する。
「その欠片に私の世界の過去が・・・」
「「ええーーどうしてゼムリア大陸に響さん達の世界の情報が」」
フォンティーヌとスパークルが驚いていた。
「そんな事私だって知らないわよ」
シンドイーネがそう言う。
「そんな事よりネフィリムさっさとプリキュアと立花響を倒しちゃって」
「GOOO」
「仕方ないわ。効かないかも知れないけどやるわよスパークル」
「わかった、フォンティーヌ」
「エレメントチャージ」
『キュン!キュン!キュン」
「「ヒーリングゲージ上昇」」
「プリキュア !ヒーリングストリーム」
「エレメントチャージ」
「キュン、キュン、キュン」
「「ヒーリングゲージ上昇」」
「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」
そして二人のプリキュアは必殺技を放った。
だがネフィリムはプリキュアの2つの必殺技の力を取り込みその勢いのまま響に突撃し、響の体ごと吹き飛ばした。
「うあああ」
ネフィリム突撃を受けた響のシンフォギアは粉々に砕けその欠片をネフィリムが食べた。
「私はあの時からずっと気絶してたんですね」
「ええ、そうよ。名の無き村でメガネフィリムと戦いをしていたらイシュメルガまでやって来てその戦いの最中に私達はこちらの世界に跳ばされたのよ」
「今ひなたがこの世界の建物の調査をしているのよ」
「どの建物の調査ですか?」
響はエステルに聞いた。
「あの建物よ」
「ええ、あれは・・・あのコンサート会場がなんで存在しているの?あそこはノイズによって破壊された筈なのに」