シンフォギア世界からゼムリア大陸に戻って来た紫藤直哉達を待っていたのは飛鳥一人だった。
「お帰りなさい」
「「「「「「ただいま」」」」」」
「飛鳥ちゃんゼムリア大陸でばどうだった?」
「ええ、やはり大神さんはこちらにいました。たまたまバパがナオヤ・ブライトさん達をゼムリア大陸にいさせていたおかげで、大神一郎の肉体はおさえる事が出来ましたね」
「そうですか、大神一郎さんは確保出来たのは良かったですね」
「しかしパパマリアさんは?」
「マリアさんの方は当面はイシュメルガにいいように使われると覚悟しといたほうがいいですね」
「それはやはり今の段階では行けない場所にマリアさん・・・いえ、イシュメルガがいるからですか?」
「ええ、まあイシュメルガが逃げた場所は一度はいれば出ることは暫くは出来ないのでそう言う意味では必要な時間が出来たのは良いことかも知れないけどね」
「そうですか」
「それで飛鳥ちゃん。帝国華撃団とナオヤ・ブライトとの出会いの事を少し教えてくれない?」
そして飛鳥は話し出した。
「嘘でしょこんな所に大神さんとマリアさんがいるなんて」
「・・・信じられないぜこんな建物の中に幽霊が存在するとはな」
帝国華撃団はリヘルアークに突入した地点が上位三属性が働く地点らしくゼムリア大陸に現れた悪霊や悪魔と戦いを始めた。
その時一人の女の子が帝国華撃団の戦いに割り込んだ。
「何やこの子は?」
紅蘭の言葉が聞こえたのか、割り込んだ人物が喋りだした。
「私の名前はシャーリィーオルランドだよ。よろしくね帝国華撃団のみんな」
!!
シャーリィーオルランドが自分達の事を知っていることに驚いていた花組の全員」
そして戦いはシャーリィの参戦で比較的に早く終わっていた。
「それで何で、帝国華撃団がこっちのゼムリア大陸にいるの?」
「ええ、実は・・・」
さくらがシャーリィの質問に答えた。
成る程お姉さん達の大事な人達がこっちのゼムリア大陸に誘拐されたんだね」
「ええ、そう言う事よ」
「しかしお姉さん達の行動は無謀だよ。だってお姉さん達がこちらに来ている間に帝都が襲われたらどうするの?」
「襲われる前に二人を助けて戻ればいいだぜ」
「ふーんそれならシャーリィは行くよ」
「あ、そっちは行き止まりだから気をつけてね」
「おうありがとうな」
そう言ってシャーリィは帝国華撃団と別れた。
「成る程シャーリィ・オルランドにあってナオヤ・ブライト達から帝国華撃団に接触をしたのですね?」
「ええそうみたいです」
「それでパパ私達はこれからどうします?
飛鳥が直哉に聞く。