その時上野公園の空気が代わった、
「大神さん急いで上野公園から出ますよ」
「さくらさんどうしたんですか?」
大神がさくらに聞く。
「大神さん回りを見てください」
「回りを?」
大神はさくらに言われた通り回りを見ると周辺に多くの炭があった。
「なんだ何で公園に多くの炭があるんだ?」
「大神がそう言った直後背後にあったさくらの木が炭へと変わっていくのを大神は見た。
「なんだあの巨大な怪物は」
二人の前に現れたのは巨大なノイズが一体だった。
「早く逃げますよ大神さん」
「嫌だあれが帝都に仇なす者なら俺が倒す」
「ああ、もうそしてさくらは大帝国劇場に緊急通信をした
「米田支配人大変です。上野公園に一年前に現れた怪物が現れました」
「何だと‼さくらそいつに触れるなよ炭になるぞ」
「わかってますしかし大神一郎さんが怪物を倒すと言って私とはぐれました」
「何だと‼さくらなんとしても大神を助けてくれ」
「はいなんとかできる範囲で動きます」
そしてさくらは大帝国劇場との通信を切った。
「ふう、一年前の悪夢の再来か、椿上野公園周辺に緊急避難警報を出せ。あの怪物には帝国華撃団でも役に立たないからな、悔しいがな」
その時帝国華撃団のレーダーに一年前に現れた天使と称された二人の影が写っていた。
その頃その二つの影は・・・
「何を焦っている立花」
「上野公園には、私の友人がいるかも知れないんです」
「何だと‼それは本当なのか?」
「そうですそして今日は、融合世界の中心世界で重要な事柄が上野公園で行っているんです」
「ならば急ごう立花」
「はいありがとうございます。翼さん」
「ぷくく」
「何がおかしいんですか?」
「ああ、すまない私の世界の響ならありがとうと言うのはほぼないから」
「ああグレ響さんですよね」
「グレ響か・・・良いかも知れない」
「翼さんあれを見てください」
「あれか、今回のは」
「大きいですね」
「立花行くぞ」
「はい」
「うわあ。やはり俺にはこの怪物には触れることすら出来ないのか」
大神はさくらと別れてノイズに攻撃をしたが、大神のもつ刀が炭になってしまい大神は愕然となってしまい巨大なノイズに追い詰められていた。
「天ノ逆鱗」
その言葉を聞いた大神は巨大なノイズに多数の剣が刺さっているのを目撃した。
「立花ノイズは私が引きつける立花は彼を頼む
「はい翼さん」
そして響が大神に声をかける。
「大丈夫です?そこにいる人」
「ああすまない、君達は一体何者なんだい?」
「ええ―と私達は・・・」
「ああーーやっと見つけましたよ大神さん」
響が大神の質問に困っているとさくらが来た。
「ほら大神一郎少尉早く大帝国劇場にいきますよ」
「あいたた、痛いよさくら君」
「後は任せてね響ちゃん」
「ありがとうさくらさん」
そしてさくらと大神は無事に大帝国劇場に着いた。
巨大なノイズ無事に倒すことができたのだが・・・
帝都某所
「一体あの怪物は何なのだ?」
「いかがいたしますか天海様」
「癪だが、叉丹お前が黒之巣会の先陣として帝都を攻撃しろ場所は上野公園でな」
「はっ了解しました」
帝都を狙う闇が動き出そうとしていた。