トワの転送によって直哉の自宅に戻って来た直哉達だった。
「よう戻って来たな直哉」
「米田さんどうして家に?」
「3日前にさくら達が戻って来たからなそろそろお前達も戻って来ると思ってな」
「成る程」
「大神とマリアの事は一応さくらたちから聞いたが大変だったな。直哉」
「大神さんはイシュメルガからは開放されたと思いますが、マリアさんはまだイシュメルガに囚われています。米田さんすみません」
「直哉気にするな大神が戻って来ただけでも今は言いと思わないとな」
「ですが・・・」
「そうだよ余り考えないほうがいいよ直哉君」
「響さん」
「そうだな響君の言うとおりだぞ直哉」
「米田さん」
「まあいい直哉向こうで何があった?」
「そうですねお話します」
そして直哉は米田に大神を助けて貰った時の事を話した。
まさかもうここで出会うとはな大神一郎」
「ナオヤ・ブライトとリィン・シュバイツァーだな。お前達を殺すイシュメルガ様の為に」
「はあ、何いってんだよ大神一郎正気に戻れよ」
浪虎滅却・疾風迅雷」
「うあああ。あぶねえリィンこいつ大神は既に堕ちているのか?」
「ああ、俺のせいでな」
「マジかよ。たまらねえぞ」
ナオヤは大神が既にイシュメルガの手駒として動いているのは聞いていたが実際にあったのは初めてで驚いていた。
「何をごちゃごちゃ言っている」
「それはな大神一郎お前の男がイシュメルガごときに取り込まれる原因となった話だよ」
!!
ナオヤ・ブライトの言葉に大神は一瞬止まった。
「今だ!!3人とも」
ナオヤの言葉に合わせてリィンとミリアム、ユウナが大神に攻撃をしつつ大神を気絶させたのだった。
「成る程なナオヤ・ブライトさん達には感謝しないとな」
米田はここにはいないナオヤ・ブライト達に感謝をしていた。
「それで直哉お前達はこれからどうするのだ?」
「何とか年明けまでにマリアさん助けますよ。年明け後に帝国華撃団の新たな戦いが始まりますから」
「そうなのか?」
「ええ、その敵とは降魔です」
!!
「何だと!!降魔だってーー馬鹿な降魔は一馬の犠牲によって封印された筈・・・」
「まさかあの時の六覇星降魔陣は一馬の犠牲によって作られた封印を破壊するものだったのか?」
「ええ、その可能性が高いと思われます」
「なんて事だ、直哉降魔が動き出すのは年明けで間違いないのだな?」
「ええ、恐らく大きな改変がなければその筈です」
「大きな改変とはどういう事だ?」
「ええ実は米田さん僕達と花組の皆さんはゼムリア大陸にて降魔と交戦したんですよ」
!!
「何だと!!」
米田は直哉の言葉を聞いて驚いていた。