太正12年12月24日
「帝都某所にて・・・
「叉丹どうしたここに来るとは」
「天海お前が私から奪った記憶を返してもらうぞ」
!!
「なっギャアアア」
「久しぶりの登場なのに・・・」
そう言いながら天海は死んでしまった。
「おいおい叉丹マジで天海を殺したのかよ」
「久しいな隼人。お前今まで何処にいた?」
「ああ、少し世界の安定のために姿を消していたのさ。一時的とはいえ帝国華撃団が異世界に行ってしまったからな行ってなければ俺も一時的に消える必要はなかったけどな」
「そうなのか?それで帝国華撃団は奪われた仲間は取り戻したのか?」
「ああ何とか隊長は助けたようだ」
「ほうそうなのかならば俺達が名乗りをあげても構わんな?」
「それについては時期も同じ時期だから構わんが」
「ただ気をつけてくれ。この世界に予定外の力を持つ何かが現れるかも知れない」
「何!!それは紫藤直哉も知ってるのか?」
「それについては断言は出来ないが、この力が俺と直哉が危惧するあの男だったらこんなチャンスを使わないと思えんな」
「チャンスだとどういう事だ?」
「ああ、これはまだ確定してないが・・・」
その時隼人の持つ通信機がなった。
「どうした直哉?」
「隼人叔父さん。やはり今月から大帝国劇場からの連絡が無いのはどうやらあの男米田健二が、大帝国劇場に入り込んで花組達の記憶を操作しているみたいです」
「成る程なやはり奴の力だったか?直哉奴の目的は何だと思う?」
「恐らく初期の設定を使い帝国華撃団を手に入れるつもりでしょうね、少なくとも叉丹との戦いが終わるまでは大規模な行動をすることはないと見てますが」
「そうか、それならまだ時間があるな」
「ですがあの男が大神さんやマリアさんの実態を知るのは放置してていいです?」
「ああそれは構わん。こちらでその辺は調べてお前達に伝えるから。米田健二の記憶が初期の段階ならばこちら側にまだ近い可能性があるからな」
「成る程確かにその方が楽で良いですけどそちらが接触して大丈夫何ですか?」
「その辺は叉丹の仲間として会うよ。な、叉丹」
「隼人お前な勝手に私を巻き込むな」
「あはは、叉丹さんすみません叔父が勝手に」
「仕方がないな隼人くれぐれもノイズやお前の人形は出すなよ。あくまでも俺の部下の一人として動けよウィルとしてな」
「わかってるてば叉丹」
「ええい鬱陶しい離れろ隼人」
「というわけだから直哉お前達はシンフォギア世界かのどか達の世界に行っておいた良いかも知れんぞ」
「今のお前だと米田健二に取り込まれる可能性があるからな」
「そうですね考えておきます」