新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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隼人との通信後

「直哉君隼人さんは何だって?」

 

のどか達3人に聞かれた直哉だった。

 

 

「やはりのどかさん達が先月花やしき遊園地から帰ってきた時米田さんと一緒にいた男性は恐らく米田健二の可能性が高いと考えて動くそうです」

 

 

「「「それじゃ私達はすこやか市に戻るという事になるの?」」」「ええ、米田健二がこのタイミングで現れた以上中心世界の歴史が動き始めたこの時期に米田健二が

僕達の存在を知るのは得策ではないので」

 

 

「そうなの?」

 

 

「ええ、そうですねただ今の米田健二は前の世界とは異なりまだ悪人になってないようなので、米田健二の相手は隼人叔父さんがするとなりますね」

 

 

「「「ええーーそれじゃ直哉君は?」」」

 

「僕はシンフォギア世界かのどかさん達の世界に避難するように言われましたね」

 

 

 

「「「ええーー何で?」」」

 

「というわけだから直哉お前達はシンフォギア世界かのどか達の世界に行っておいた良いかも知れんぞ」

 

 

「今のお前だと米田健二に取り込まれる可能性があるからな」

 

 

「そうですね考えておきます」

 

 

「と言われたのです」

 

「はっきり邪魔と言われたので気持ち的にはショックな部分もありますが事実ですし」

 

 

「でも悔しいよね」

 

「ええですけど米田健二が悪人になった時の事を考えると仕方がないと言うのもわかりますし、中心世界を崩壊させる訳には行きませんからね」

 

「でも直哉君「何処に避難するの」

 

「それは・・・」

 

「それでは私達の時代に案内しますよ。4人纏めてね」

 

 

謎の声により直哉達はどこかに連れていかれたのだった。

 

それから6日後・・・

 

 

帝都は新たな年を迎えていた。

 

 

太正13年元日・・・

 

 

「皆明けましておめでとう」

 

「おめでとうございます健二さん」

 

「健二お兄ちゃんおめでとう」

 

「おめでとうさくらさん。アイリス」

 

 

「そう言えば大神さんは何処にいるか知ってますさくらさんとアイリス」

 

 

「ああ、大神さんはもう楽屋に来てますよ健二さん」

 

 

「そうなんですねそれじゃ二人とも楽屋に行きましょう」

 

 

その後楽屋で新年会を終えた花組は大神と健二の同伴で明治神宮への初詣に向かった。

 

 

明治神宮にて・・・

 

 

花組と大神達は明治神宮での初詣を終えた後おみくじや射的などを楽しんでいたその時新たな敵である葵叉丹が3人の部下を連れて花組の前に現れた。

 

 

「お、お前は黒乃巣会の葵叉丹、生きてたのか、生きてたのか?」

 

 

大神が叉丹に向けて言う。

 

「大神はん何で二度言っているんや?」

 

「だって大事な事は二回言えと教わったよ」

 

「あれ誰から聞いたのかわからないけど」

「は、黒乃巣会いつの事を言っている大神一郎よ。俺はもはや黒乃巣会の葵叉丹ではない」

 

「何だと!!」

 

「帝国華撃団貴様達はここで終わるのだからな」

 

「出でよ降魔」

 

「「「「「ああこいつは見たことあるどこで見たかは覚えてないが」」」」」

 

 

花組のメンバーは降魔を見てそんな反応する。

 


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