「それがなそう言うわけにはいかなくなりつつある」
「え、どういう意味ですか?レイさん」
「実はなこちらの世界にビョウゲーンキングダムの影が入り込んだ可能性があるのだ」
「どういう事ですか?レイさん」
「落ち着けあくまでもまだ可能性の段階だ、だが雨宮さくらは一度大帝国劇場に戻れ早くしなければ劇場が魔空空間が発生する時間だぞ」
「ええーーもうそんな時間ですか?それでは皆さん失礼します」
そう言うと雨宮さくらは大帝国劇場に戻って言った。
「あのレイさん魔空空間とは何ですか?」
ちゆがレイに聞く。
「ああ、この時代の上級降魔が作り出す特殊な空間だな」
「その空間から脱出するには魔空空間の媒体となる敵を倒すしかないよいだな」
「その空間についてはレイさんやトワさんもよく知らないんですか?」
「ああそう言うことだ。何しろ我とトワそしてイヨやヒミコでさえも、太正17年以降の話の原作世界が誕生するとは思わなかったからな」
「ふあ、凄い事が起きたんですね」
「それを言うならプリキュアシリーズもかなりあるからね」
「そうらしいですね。私達は先輩達とはほとんどあったことないので何とも言えないですけど」
「そうね、先輩達の世界が融合世界の中に入るような事態が起きない限りこちらでは接触しないと思います」
「そんな事態が起きたらこちらも大変なのは控えてもらいたいな。米田健二や今後現れるだろう外からの侵略だけでいいです」
「レイさんはあまり仕事したくないんですか?」
「ああ、可能なら仕事はしたくないな。我が作った世界は崩壊したからな。あれを見たくないなら仕事しない方がいいと考えるようになったからな」
「おっと無駄話が過ぎたな。直哉そう言うことだからメガビョウゲーンが出てきた時頼むぞ」
そう言ってレイは消えた。
「直哉君どうするの?」
「ちゆさんとヒミコさんと薫と飛鳥でこの時代の調査をお願いします。そして僕とのどかさんと響さんで大帝国劇場に行って見ます」
「「「「「「了解」」」」」」
「そして皆さんに言います最悪の場合変身してもいいですから」
「飛鳥ちゃんと薫ちゃんそちらは任せたよ」
「「はい」」
そして全員で紫藤家のお墓から出ていく。
「ねえ直哉君何で私達が大帝国劇場に行くの?」
響が直哉に聞く。
「それはですね。最悪の場合響さんに魔空空間を破壊して貰わないといけないかも知れないんですよ」
「ええーーそれはどういう事?」
「響さんもさくらさんから聞いたと思いますけど、神山誠十郎さんを僕達が助けましたよね、本来は上海華撃団が助ける所を」
「「うん」」
「その後大帝国劇場に魔空空間が発生し帝国華撃団は苦戦しますが上海華撃団の乱入でその時の苦戦は免れるのです」
「「あ、それはまずいね。結果的に私達が神山さんを助けたから魔空空間でのピンチに上海華撃団は来ない可能性があるのね?」」
「そう言う事です」