(あはは、やはりそうですよね?この格好は女の子ですよね」
「ええーーかわいいよその格好」
雨宮さくらがプリキュアの格好した直哉に言う。
「もういいです。ぐああ」
「「どうしたの?急に」どうした大丈夫か」
「ええ、気にしないでいいですよ」
「だが君凄い汗だぞ」
「もしかして直哉さんは誓約の影響で汗が出ているのなら、神山隊長このままこの人を連れて奥に進みませんか?このまま時間が過ぎる一方ですし」
「・・・そうだな、貴方には悪いが俺達と一緒に来て下さい」
「わかりました。それでは僕は光武の方に乗ればいいです?」
「いや、貴方は俺の機体の方が」
「いやいや彼女の機体の方が、これ以上彼女が無茶ををさせない為には僕が乗る事で、抑えられると思いますが」
「確かにそれはありますけど貴方にそんな危険に晒すわけには・・・」
それかは暫く神山は思考の海の中に潜った。
その間の雨宮さくらと直哉は・・・
「直哉さん先程の腹痛はもしかして誓約の関係ですか?」
「そうですね、さくらさんと響さんとのどかさんと他にも誓約で繋がりを持った人達がいますがその中でものどかさんとの繋がりが強く出ています。僕のこの格好もその影響でです」
「そうなんですね、それではこの魔空空間には降魔とは違う勢力がいることと言うことですか?」
「そうですね、おっと隊長さんが思考の海から出たようなので裏の話はここまでという事で」
「わかりました直哉さん」
そしてさくら達は誠十郎の所に戻った。
「はっ俺は一体何をしていた?」
「それで僕は貴方達に付いていっていいんですか?」
「はっそうだった?君どうしても俺達に付いていって何をするんだい?」
「それは仲間達が僕達の敵と戦っているからです」
!!
「何だってーー君も帝国華撃団の関係者なのかい?」
「いえ正確的に言えば違いますけど、認識は協力者で構いません」
「君の言葉が正しいのならこの空間に降魔以外の敵がいると言うことかい?」
「ええ、恐らく三つ巴の戦いになると思います」
「そんな私達は一刻も早く大帝国劇場をこの魔空空間から助けないといけないのに」
「ああ、そのはずがまさか魔空空間に俺達の知らない勢力同士が戦いをしている所に魔空空間が出来るとは」
「恐らくですがこの魔空空間ですか?この空間を作った者は僕達の存在を知っていて帝国華撃団と共に倒そうとしたからこの状態になったとも考えられませんか?」
「成る程、降魔は異世界からの侵略者を倒すことと帝都を破壊する事が目的ならこの状態にあえてしたとも考えられますね」
「なら神山隊長この子も異世界の仲間と合流を目的としているんですから一緒に行くべきと思います」
「成る程」
そして直哉は神山達と一緒に響達と合流するために移動を開始した。