新生帝国華撃団が巨大降魔獣凶骨を倒した後に直哉が響と合流をしたのだが、何故か響と直哉は神山達と大帝国劇場に向かう羽目となっていた。
「うう、ごめんね直哉君」
「仕方がないですね。確かにあの降魔のミサイル等の攻撃を止める為にガングニール纏ったんでしょ」
「うん」
「纏った事は気にしなくても良いですけど何で彼等の前で纏ったンですか?」
「えっと、さくらさんがいるから大丈夫と思って・・・」
「その結果僕達は大帝国劇場に連行されているんですけど」
「うう、ごめんね直哉君」
「彼女達は先に例のあそこに戻ってますから良いですけど、これからどうしょう」
直哉が悩んでいると神崎すみれが来た。
「初めまして私は神崎すみれと言います。この度私の部下を助けていただきありがとうございます」
「して貴女の名前を聞いていいかしら?」
「私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」
「あらあらそんな個人的な情報はいいんですのよ言わなくても」
「あちゃーまた失敗したよ」
「ふふ、響さんらしいですけど」
「何かデジャブを感じるよ」
「それで貴方の名前は聞いていいかしら?」
「ええーー」
「あらどうしました?響さん」
「ああすいませんすみれさん少し彼と話をしていいです」
「ええ、構いませんよ」
そして響は直哉に聞いた。
「ねえ直哉君すみれさんは直哉君の事知ってるんじゃ?」
「ああ、あれはトワさんの仕業でしたよ」
そして響に直哉は伝える。
そう考えた方が何となくしっくり来るの上海華撃団が全く動かなかったのは原作世界でも融合世界の封印が部分的にかかっていた、その時にさくらさんがのをちゃん達と直哉君の連れてきたことによって主要キャラに直哉君と合わせる為にした可能性があるかもね?」
「確かにここは原作世界の流れを持っているのですみれさんが直哉君との記憶はないはずだから上海華撃団は動かなかったじゃなく封印されてるからですか?」
「恐らく上海華撃団を封印したり、パパの記憶を一時的にこの世界の人達に与えたのはトワさんだと思います」
「ええ、トワさんが」
「ああ、そうだったーー」
響は今まで忘れていた。
「大丈夫ですの響さん大声出して」
「あ、すみません」
「あの自分自己紹介していいですかね?」
「ごめんなさいお願いしますわ)
「自分の名前は紫藤直哉と言います。10年ぶりに帝都に戻ってきたんですよ」
「あらそうなんですの?それじゃどこにいたんですの?」
「え、何でそこまですみれさんが気になるんです。僕は帝都に戻って来たと理由を言いましたよね?それ以上聞くと言う権利が貴女達に仮にあったとしても僕は黙秘権を使いますよ」
「なっそれじゃ貴方達を連れてきた意味が・・・」
「カオルさん」
「そうね貴方の言うとおり私達が知ろうとしている事は貴方達の重要な事なのはわかりますけど、私達を信じて教えてくれないかしら」
「それは出来ません」
すみれの質問に直哉が答えた。