直哉達が今後の事を話している頃帝国華撃団では・・・
「すみれさまやはり今回の金色の蒸気の成分は過去に同様の現象の原因は金粉でした。
「やはりそうでしたかありがとう。カオルさん」
「しかしこれでは資金難である我々にとっても最悪の事態です」
「ええ、そうねでも彼等がいる以上まだ希望を捨ててはいけないわよカオルさん」
「すみれさま」
「それにねカオルさん。私にはあの不思議な子達が助けてくれそうな気がするの」
すみれはそう言いながら赤坂での戦いの時帝国華撃団が到着する前の時を思い出していた。
「「破邪剣征桜花爛漫!!」」
「だああありゃああーー」
「エレメントチャージ」
『キュン!キュン!キュン」
「「ヒーリングゲージ上昇」」
「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」
「エレメントチャージ」
「キュン、キュン、キュン」
「「ヒーリングゲージ上昇」」
「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」
「グレース」
「エレメントチャージ」
『キュン、キュン、キュン、』
ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。
「「ヒーリングゲージ上昇」」
「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」
「「「GOOO」」」
それぞれの技が大量の降魔に直撃するも、次々に新たな降魔が出現するので一向に降魔の数は減らないという状況になっていた。
「あの時の子達は降魔を相手にまともに戦いをしていたのは事実」
「ですがすみれさま素性の知らない子達を探して帝国華撃団に入れるつもりですか?」
「ええ可能ならね」
「カオルさんも見たわよね?降魔以外の未知の敵を」
「ええ見ましたけどあれはあの時だけではないのですか?」
「私の予感ですが、恐らく未知の敵は再び現れる可能性が高いわね」
「そんな」
その時劇場の売り子をしているような小町がすみれに連絡を入れてきた。
「すみれさんすみません今女の子4人が大帝国劇場でアルバイトをしたいと言ってるんですけどどうしますか?」
「はあ、アルバイトなんて募集してませんわよ」
「さっさとお帰りになってもらいなさい小町さん」
「本当にいいんですね?」
そう言って小町はアルバイト希望の女の子の顔を地下室にいるすみれとカオルに見せた。
!!
「何でここにあの鎧を着ていたあの子が?」
すみれは小町の映像を見て立花響の顔を覚えていた。
「待って小町さん。アルバイトの件は私が直接聞いて判断をします。4人の代表者を支配人室に案内をしてくれますか?」
「わかりました。良かったなー支配人がアルバイトを雇うかを決める為に君達の代表者と話がしたいそうや」
「「「「ええーーありがとうございます」」」」
「やったね響さん。何とか予定通りの展開になって」
「後は響さんがすみれさんと話をすればいいんですよね?」
「そうねのどか」
その後小町の案内で代表者の立花響は大帝国劇場の支配人室に向かうのだった。