「やっと追い付いたぜ」
!!
「貴女達はは誰?」
「私達は帝国華撃団です。貴女達を助けに来ました」
先ほどとは違う金髪の少女がグレースに言う。
「どうして私達を助けるんですか?」
「知らねえよ。私はだけど私はあんた達に借りを返せるんならそれでいい」
「それになあんた達の連れの方にも私達の仲間が助けに行っているから安心しろよ」
「成る程そう言うことですか」
グレースのヒーリングステッキの中にいる直哉がグレースとラビリンにしか聞こえないように話し出す。
「これはトワとレイさんの仕組んだ事です。そして一時的にすみれさんの記憶に僕達を仲間にしてると考えられます」
「「ええーー」」
「うわあ何だよ急に大声出すなよ」
「あ、ごめんなさい。私はキュアグレースと言います」
「私はキュアグレースのパートナーのラビリンラビ」
「「「「ええーーウサギが喋ったーー」」」
「ラビリンはウサギじゃあないラビよ」
「あはは嘘言うなよその格好はウサギだろ?」
「悪いですよ初穂さん」
「そう言うクラリスも顔がおかしいぞ」
「ラビリンもそう怒らないでね」
「わかったラビ」
「それで帝国華撃団の皆さんは私達の援護に来たのなら協力お願いします」
「ウフフ、そう簡単には行かないわよプリキュア」
!!
「「その声はシンドイーネ」」
「何?あのおばさんは」
「誰がおばさんですって私はおばさんじゃないわよ」
「そうカリカリすんなよあざみの年齢からしたらみんながおじさんかおばさんにになるんだからよ」
「気色の悪い色のおばさん。戦うのならこの初穂様が相手をしてやる」
「あらごめんなさい私は猪のように猪突猛進の女は嫌いなのよね」
「なんだと!!」
初穂とシンドイーネがいいあいをしている頃グレースと直哉は・・・
「今フォンテイーヌさんさんの見た映像には彼等が動いてました」
そして直哉はフォンテイーヌを通して見た映像をグレースとラビリンに見せていた。
「貴様達が降魔を異形の姿に変えた奴等か」
「異形の姿・・・ああ、メガビョウゲーンの事か、そうだよ俺達がしたのさこんな風にね」
「進化しろナノビョウゲーン」
「きゃあああ」
「ユイ大丈夫か?」
ダルイゼンの産み出したナノビョウゲーンが上海華撃団のユイの乗る機体に感染し3体目のメガビョウゲーンとなってしまった。
「ちょっここに来てもう一体メガビョウゲーンが増えるなんて」
「おいユイの機体はどうなったんだ?」
「落ち着いて下さい。彼女の機体はナノビョウゲーンと言う者に感染しメガビョウゲーンの進化メガ光武に変化したんです」
「なんだと早くユイを助けることはできねえのか」
響の説明を落ち着いて聞けていないシャオが響に強い口調で言う。
「だから落ち着いて下さい」
「おうおうダルイゼンお前もこちらに来たのか?お前の事だからグレースの方に行ったと思ったんだがな」
「ああ、あっちには降魔っけあいつらが行ったから」
「成る程なプリキュアどもを見事分散させることに成功したと思えばいいな」
「そう言う事、これで奴等はヒーリングオアシスが打てないのだから」
「成る程考えたなダルイゼン」
「考えたのは俺じゃないけどね」
「まあいいじゃねえかこうしてプリキュアを追い詰めてるんだしよ」
映像終了・・・
「「これは間違いなくシンドイーネも来るパターンだ」」