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帝国華撃団の隊員である初穂とクラリスとあざみは響の答えに驚いていた。
「どうしてそう考えられる。あんたは隊長とさくらがやられた所を見てないから言えるだろ?」
「いや私はリアルタイムで見てたよ」
そう言って響は腕につけている物にあの映像が流れているのを見せた。
フフ、今さらその程度の技でこの桜花・放神を止められると思うなーー」
そしてアカシックバスターと桜花・放神がぶつかりあった。
「ぐうっ圧されるまずい」
「あはは、死ね死ね紫藤飛鳥と直哉ーーーー」
「「「「「「「「キャアア」」」」」」」」」
夜叉の乗る黒いヴァリマールの力と夜叉の復讐心が飛鳥とサイバスターの力を上まわり黒いヴァリマールによってサイバスターとプリキュア達の姿は消えていた。
「あはは、姿形も残さず消えて死んだか」
「さあ帰るわよ」
「そうはいかない・・・お前は既に我の物だからな」
「ひでえ勝った夜叉が消えた。何でここまで出来るんだよ奴等は?」
「奴等はううん夜叉と神山君と雨宮さくらさんは私達が住む世界の前の世界にやって来たことがあるの」
「「「何だってーー」」」
「やはり雨宮さんにそんな経緯があってなんて」
「貴様等グワイワル様を無視するなーー」
「あ、グワイワルまだいたんだてっきりメガ光武は撤退してるから逃げたのかと思ったよ」
「何だとーー!!メガ光武戻ったらお仕置きだー」
「それでグワイワルは撤退するの?」
響がグワイワルに聞く。
「ちっ立花響がこちらに残っているとは想定外だったからな」
「今回は撤退させてもらうぞ。もうこの世界にプリキュアがいないのだから次はこの世界の地球を蝕む事をしてやる」
そう言ってグワイワルは撤退した。
「さてグワイワルは撤退したからさっきの話の続きしますね。雨宮さくらさんと神山さんは私達前の世界で交流があり、二人の元々にいた世界でも降魔応と言う者の封印が解かれる前に夜叉との最終決戦をしたけど夜叉によってさくらさんと神山さん以外は殺されたと聞いたの」
「そんな」
「あたい達が死んだ」
「・・・」
「実際はその二人しか知らないよ私もね)
「そして二人で戦っていたらいつの間にか二人は私達の世界に来ていて、私達が保護したの」
「成る程そうでしたの、そう言うことなら雨宮さんの挙動不審な態度も納得ですわ」
「ええすみれさん。そんな事まで知ってたのか?」
「当然ですわと言いたい所ですが違いますわ。響さん一つの聞いていいかしら?」
「何をです?すみれさん」
「雨宮さんと神山君の記憶についてですわ」