「その心配はいらないよニャトラン」
「ニャ?」
その時巨大なお墓がラ・ギアスの空に現れた。
「なっあれはお墓?」
「「あれは、響さんが来てくれた」」
そして空飛ぶお墓から3体の無限が地上に降りてきた。
「「あれは無限と言うことはクラリスとあざみ達が来てくれたんだ」」
誠十郎とさくらは仲間達の登場に驚いていた。
「どうやら響さん達が来てくれたようですね」
「直哉君私達はこのままフォンテイーヌ達と合流する?」
「いえこちらはシュウさんのフォローをしながら行動をしましょう。都合よく向こうには響さん達が来てくれたおかげで体勢を整えるまが出来たようですし」
「グレースさん俺達はどうしますか?」
「グレースさん貴女誰と話してるんですか?」
誠十郎はグレースに聞いても反応が無かったので気になり声をかけると声が聞こえた。
「ああ神山誠十郎さんごめんなさい。今グレースさんの意識は僕とリンクしていて僕が貴方と話している間はグレースさんに聞こえませんよ。ただ僕を通してなら聞こえますよ」
そう言う直哉がヒーリングステッキから出てきた。
「あ、君はあの時の」
そう言って誠十郎はその時を思い出していた。
あはは、やはりそうですよね?この格好は女の子ですよね」
「ええーーかわいいよその格好」
雨宮さくらがプリキュアの格好した直哉に言う。
「もういいです。ぐああ」
「「どうしたの?急に」どうした大丈夫か」
「ええ、気にしないでいいですよ」
「だが君凄い汗だぞ」
「何故君がグレースさんのの中から出てきたんだ?」
「僕とグレースさんは一つの身体を共有しないと戦えないんですよ」
「ねえ、ラビリン?」
「そうなんラビよ」
「そうなのか?」
「神山さん僕の事はいいですから貴方は帝国華撃団の隊長として響さんと一緒に来た二人と合流して下さい」
「しかしこちらはどうするんですか?」
「こちらは雨宮さんと僕達で対応します。それに救援も来るので大丈夫です」
「わかった君の言葉を信じる」
そう言って誠十郎はクラリスとあざみのいる方に合流しようと移動をした。
「ほう、あれはいつぞやの帝国華撃団とやらに似ているな。まあいい、我にとってはガラクタだからな、メガグラビトロンウェーブ発射」
そしてヴォルクルスはこの辺り一帯に超重力衝撃砲を新生帝国華撃団の方に向け放った。
それを見た響が確認した。
「マサキさん行けますか?」
「ああ、行けるぜ響、ヴォルクルスの攻撃をサイフラッシュで防いでその後二人のプリキュアを直哉達の所に連れていけばいいんだな?」
「はいよろしくお願いいたします」
そしてマサキがサイバスターで出撃した。
時を少し戻して・・・
ヴォルクルスが放ったメガグラビトロンウェーブがリューネ達に襲いかかるその時リューネ達を守るものが発動した。
「これはサイフラッシュの光」
その時リューネはマサキが戻って来たことを確信したのだった。